ハヤカワ文庫JA<br> 筒井康隆、自作を語る

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ハヤカワ文庫JA
筒井康隆、自作を語る

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150314330
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0195

出版社内容情報

SFマガジンに連載されたインタビューに自選短篇集の解題と全著作リストを併録する必携の1冊、作家デビュー60周年にあわせ文庫化。

内容説明

日本SFの黎明期における同人誌“NULL”の創刊と、その掲載作「お助け」が江戸川乱歩に発見されての商業デビュー。『時をかける少女』などのヒットや“浸透と拡散”の時代を経て、エンタメ小説黄金期における大活躍と断筆宣言。そして日本文学界の大家となり「最後の長篇」の執筆に至るまで―半世紀を超える作家生活を自ら語り明かして第50回星雲賞を受賞した豪華インタビュー集、新規対談を加えて待望の文庫化。

目次

第1部 筒井康隆、自作を語る(日本SFの幼年期を語ろう;『欠陥大百科』『発作的作品群』の時代;『虚人たち』『虚航船団』の時代;“筒井康隆コレクション”完結記念)
第2部 自選短篇集 自作解題(ドタバタ篇 自作解題;ショート・ショート篇 自作解題;パロディ篇 自作解題;ロマンチック篇 自作解題;ブラック・ユーモア“未来”篇 自作解題;ブラック・ユーモア“現代”篇 自作解題)
文庫版付録:“筒井康隆全戯曲”全4巻完結記念インタビュー

著者等紹介

筒井康隆[ツツイヤスタカ]
1934年、大阪市生まれ。同志社大学文学部卒。60年、家族で発行したSF同人誌“NULL”から江戸川乱歩によって短篇「お助け」が“宝石”に転載されデビュー。『虚人たち』で第9回泉鏡花文学賞、『夢の木坂分岐点』で第23回谷崎潤一郎賞、短篇「ヨッパ谷への降下」で第16回川端康成文学賞、『朝のガスパール』で第13回日本SF大賞、『わたしのグランパ』で第51回読売文学賞を、それぞれ受賞。アンソロジスト、マンガ家、劇作家、俳優としても活躍

日下三蔵[クサカサンゾウ]
ミステリ・SF評論家、フリー編集者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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hanchyan@理解はできないが否定もしない

39
一人の天才のデビューから、売れっ子作家になり、断筆宣言を経てこんにちまでが、発表年に沿って語られる。いろんな『伝説』が(笑)、当時の雰囲気を感じられて面白い。長く続けるって、それだけで価値があるのだな。それにしても、このインタビュアーの日下さんもすごいな。編者てか変者だな(笑)これくらいじゃないとツツイストとは言えないか(笑) 巻末の全著作リスト、各短編集の掲載作品名まで載ってる詳細さがありがたい。未読もけっこうあるし全く知らなかった作品もけっこうあるなあ。2020/08/13

まこみや

34
筒井康隆は単に黎明期からの日本SF界の大御所であるばかりではない。1960年代から2010年代にわたって、日本文学に様々な実験的手法で新しい領域を開拓し、豊饒の果実をもたらすことで、新規の多くの読者を獲得した存在として記名されるべきである。文学史におけるその意義は、昭和の三島由紀夫や安部公房を超えるのではないか。純文学中心の、教科書的な「現代日本文学史」は早急に書き換えられなければならない。2020/12/21

kei-zu

27
著者の新作を追いかけなくなってずいぶん経つが、小気味よいコメントは、さすがSF第一世代!と思う。 著者の自作語りは、「未踏の時代」のSFが「浸透と拡散」を経るまでのオーラルヒストリーでもある。 図書館の児童室で借りた著者の「SF教室」を懐かしく思い出す。 著者の作品のうちマイベストは、「母子像」かなぁ。2021/11/28

ひさか

18
SFマガジン2017年6月号〜2018年8月号、徳間文庫自選短編集6巻のインタビュー、日下三蔵編:筒井康隆全著作リスト、を2018年9月早川書房刊。2020年6月ハヤカワJA文庫化。創作時の事情、想い、時代が語られ、とても興味深く、面白い。インタビュアーの日下三蔵さんの合の手も絶妙で、お話の中に登場する人たちの話と合わせて時代を切り取って、目の前で見せてくれるているような気がします。初版書籍や、書籍チラシ、映画ポスター等の収録物も楽しめました。こんなに楽しめるとは思ってなくてびっくりです。2020/11/14

ヘビメタおやじ

16
興味深いのですが、いかんせん作品を読んだのがかなり昔なので、読者の記憶の問題でついていけずに歯噛みすることしばしばでした。それでも覚えている作品についてはワクワクしました。特に、他作家の話は貴重な記録です。読んでいる途中で、とにかく作品を読み返さずにはいられない衝動に駆られてアマゾンでポチリました。2021/06/25

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