ハヤカワ文庫JA<br> 疾走!千マイル急行〈下〉

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ハヤカワ文庫JA
疾走!千マイル急行〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 366p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150313883
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

選ばれた乗客とともに大陸を横断する蒸気寝台列車。そこに謎の貨車と装甲車輛が連結されたとき、旅の真の目的が明らかになる──

内容説明

危機を脱したテオたちにもたらされたのは、祖国占領の報だった。エイヴァリー政府は事態を予測し、千マイル急行を脱出させたのだ。一夜にして難民となったテオは、ローライン、キッツ、アルバートらの少年少女とともに援軍を求めて東半陸の采陽を目指す決意をする。帰る国すら失った寝台列車が立ち寄る町々で嫌悪を向けられ、他国軍から執拗に狙われる理由を何も知らないまま…小川一水の描く「陸」の名作、待望の復刊。

著者等紹介

小川一水[オガワイッスイ]
1975年岐阜県生まれ。1996年、『まずは一報ポプラパレスより』で長篇デビュー(河出智紀名義)。2003年発表の月面開発SF『第六大陸』が第35回星雲賞日本長編部門を受賞し、2005年の短篇集『老ヴォールの惑星』で「ベストSF2005」国内篇第1位を獲得、収録作の「漂った男」で第37回星雲賞日本短編部門を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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びっぐすとん

20
110円本。救援を求めて采陽に辿り着いたもののもはや国は滅亡、故国の秘宝を狙われ自分達の身も危うくなった。そこへ東の果ての島から移民の誘い。故国再興の為にかの地を目指すも、内通者のせいで秘宝を狙う追っ手は執拗に迫る。スリリングだし、どのキャラクターも血が通ってて面白かった。ローラインが親と再会出来たのに自分達の親は死んでしまった時の少年たちの態度が立派だけど涙を誘う。TMEを追いかけ砲撃しまくってた敵のサングフォン大佐が実は隠れTME好きだったところが笑える。大陸横断鉄道って憧れる。一度欧州で乗りたいな。2022/02/06

鐵太郎

14
技術立国として睥睨してきたことに誇りを持っていたエイヴァリー人たちの都市国家ヒールストンの、驚くべき狡猾で暗い秘密が明らかになります。それでもなお祖国を誇れるのか、という命題を突きつけられた主人公たちの決断はどうだったのか。さらにその上、エイヴァリー市の想定した未来への思惑では救われないと思った彼らは、新たな未来をどこに求めたのか。ああ、そこに持ってきたのか。小川一水さん、僕はあなたのプラグマティズム、オプティミズムが大好きです。こうやってそこにお話を持っていった小説家としての手腕が、素敵です。2020/09/19

緋莢

14
目的地であるサイヨーに辿り着きますが、さらなる困難が待ち受けています。さらに、エイヴァリーを攻め込んだ軍が、執拗にTMEを狙う理由であるドラグストン・コレクション、その〝真実”をテオは知らされます。文明国と、自身の生まれた国を誇っていたテオにとって、その〝真実”はあまりにも辛いよな~そこで悩みながらも、TMEに乗り合わせた同年代の少年少女、大人の乗客らと共に、事態解決に 動いていく様、そして、エピローグがとても良かったです。2019/11/06

ヤギ郎

13
下巻。表紙が上巻とつなぐ。いい感じに物語の幕が閉じている。2019/07/22

イツキ

12
前巻の絶望的に思えた状況からなんとか脱出するも、明かされる母国の闇と、容赦なく襲いくる敵軍。普通の大人ですら容易に心が折れるであろう状況でも負けずに自分が信じるもののために回りを説得して立ち向かおうとする少年たちがとても眩しいです。最初は犬猿の仲という感じだったテオとキッツの関係性が変わっていく様子がとても印象的でした。そして最終章のラストからのエピローグがまた、こういう展開ものすごく好みなのでたまらなかったです。2019/08/18

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