出版社内容情報
アーヴ、リヴィジョンズ、2017年から来た現代人……各々の思惑により事態が混迷を極めていくなか、大介らは最後の作戦を決行する
内容説明
2017年の渋谷から転送された人々をまとめ、現代に戻る交渉を続ける臨時政府。だが未来人リヴィジョンズとミロの所属組織アーヴの対立も絡み、事態は解決の兆しを見せない。そんななか、大介らは自らが倒してきた化け物シビリアンの正体を知る。人々を守るためとはいえ、残酷な事実に打ちひしがれる高校生たち。友情は壊れたまま、2017年に戻るための最後の作戦を決行しなければならなかった―青春“災害”群像劇、完結。
著者等紹介
木村航[キムラコウ]
岩手県出身。2003年「秘神大作戦」のノヴェライズでデビュー。茗荷屋甚六名義でシナリオライターとしても活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
- 評価
-
COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
どどんぱー
2
録画したアニメと並行して読み終わった。最後の次元の狭間?の戦いは文章ではさすがに難解!でも各人の機微を表現できる小説も捨てがたい。とっても良くできたストーリーだと思う。パラレルワールドを考えれば何でもありだな。2019/07/05
アーサー・エリス
2
既刊2冊と同じく、アニメで描写の足りていなかった各キャラの心理面(特にガイやミロ、マリマリ)や慶作関連の伏線、ニコラスの全能の力をしっかり解説してくれたのがありがたい。しかし、解説をされても「虚無の結晶」関連の設定にはちょっと無理矢理感が漂う。今までの大介の暴走や渋谷の苦境を見てきただけに、終盤の大介の覚醒、そして渋谷の団結に胸が熱くなる。原作をより深く理解できる、個人的には「完全版」と言ってもいい出来の良作ノベライズ。スマホゲームにも期待。2019/05/09
Mits
0
量子のかなたから、望む未来をつかむことができる。かもしれない。2020/03/02