ハヤカワ文庫JA<br> 天冥の標〈10〉青葉よ、豊かなれ〈PART3〉

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ハヤカワ文庫JA
天冥の標〈10〉青葉よ、豊かなれ〈PART3〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150313623
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

2009年9月の刊行開始から10年、ついにメニー・メニー・シープの人類の運命が決着します。万感の最終巻、よろしくお願いします。

内容説明

メニー・メニー・シープという人類の箱舟を舞台にした、“救世群”たちとアウレーリア一統の末裔、そして機械じかけの子息たちの物語は、ここに大団円を迎える。羊と猿と百掬の銀河の彼方より伝わる因縁、人類史上最悪の宿怨を乗り越え、かろうじて新世界ハーブCより再興した地で、絶望的なジャイアント・アークの下、ヒトであるヒトとないヒトとともに私たちは願う、青葉よ、豊かなれと。天冥の標10巻・17冊、ついに完結。

著者等紹介

小川一水[オガワイッスイ]
1975年岐阜県生まれ。1996年、『まずは一報ポプラパレスより』で長篇デビュー(河出智紀名義)。2003年発表の月面開発SF『第六大陸』が第35回星雲賞日本長編部門を受賞して以降、骨太な本格SFの書き手として活躍を続けている。また、2005年の短篇集『老ヴォールの惑星』で「ベストSF2005」国内篇第1位を獲得、収録作の「漂った男」で第37回星雲賞日本短編部門を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひさか

86
2019年2月ハヤカワJA文庫刊。書下ろし。シリーズ17冊目。最終巻。宇宙の意識あるものたちの繁栄、拡散、めぐり逢い、せめぎ合いと大団円。うまくまとめました。凄い。第40回(2020年)日本SF大賞受賞おめでとうございます。2020/05/11

とろとろ

85
あとがきに、この話は完結まで10年かかった、とある。長期にわたって、よくモチベーションが保てたものだと思う。最後は急ぎ過ぎるほど理想の大円団で終わったけれど、あれこれ突っ込みたくなる部分もあった。こういう話に本1冊分も使っての性描写は必要か。登場人物の個性が強すぎて話の本筋が矮小に薄っぺらに感じてしまう。他の宇宙人が突飛すぎて想定不能。冥王斑を解決するだけの科学的先進性があるのならドロテアに対処する方法も、超新星を作ってしまうという過激な発想は無いでしょう、など。まっ、でも終わりよければ全てよし、…です。2019/05/28

なっぱaaua

79
読み終えた。2012年にこの小説に出会い、出る物語を心待ちにしていたので、何か一時代が終わった気がしてしまう位脱力している。凄いSFだった。凄い物語だった。凄い性愛の話だった。宇宙を巻き込んだ多様性の話だった。生きている間にこの物語に出会えたことを感謝したい。「銀河英雄伝説」以来の完全読み直しをどこかのタイミングでしたい。より理解が深まると思う。「青葉よ、豊かなれ」あぁそういう事なんだね。読んだ方と語りたい。語りたいけど読んでない方には読んでもらいたい。小川先生には感謝の一言です。終わってくれて有難う。2019/03/07

かのこ

60
怒涛の勢いで読んだ初読みではわからなかったこと、忘れてしまったことを意識して再読は時間をかけて読んでみた! ラゴスの求めるものとか断章の意味とかようやく少しだけわかった気がする…。 遠大な宇宙の中で小さな星の一人の人間の頭の中でこんな物語が生まれることこそ生物の神秘。 「青葉よ、豊かなれ」他者の幸福を心から願う気持ちが宇宙にずーっと残りますように。2020/10/10

chiseiok

47
凄かった!完結待って第一巻から読み始めましたが、リアル刊行時系列で読んだ方がひょっとして感慨深かったかな。何度も言ってますが気の遠くなるような空間と時間のスケールで、マクロからミクロ迄べき乗レベルでズームしながら、ヒトから神?まで含んだあらゆる知性体達のその『想い』(って括っていいのかな?w)が濃密に描写された雄大な群像劇。が、一方ではガッチガチのハードSFでもあるわけで、様々なその想いにうるっとする一方、自然宇宙科学的に何が起きてどうなっての危機状況なのか?さっぱり分からん場面も多々あり笑。でも大満足!2019/05/31

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