出版社内容情報
大介らは人形兵器「ストリング・パペット」を操り、リヴィジョンズと戦い始める。しかし現代に戻る方法は依然わからぬままだった
内容説明
300年以上先の時代へ転送された直後、大介らはリヴィジョンズが操る化け物シビリアンに襲われた。その圧倒的な力に対抗すべく、ミロは人形型兵器ストリング・パペットを大介らに提供する。これがいつか訪れる危機だったのだ―使命感に燃える大介は、促されるがままパペットに乗り、シビリアンを倒す。一度は歓喜する人々だったが、その後も襲撃は続き、元の時代に戻る方法も依然としてわからぬままだった。急転の第2巻。
著者等紹介
木村航[キムラコウ]
岩手県出身。2003年「秘神大作戦」のノヴェライズでデビュー。茗荷屋甚六名義でシナリオライターとしても活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
25
リヴィジョンズとの戦いでの活躍により英雄視されたものの、一部の人達は連れ去られてしまった大介たち。その後もリヴィジョンズの襲撃は続き、元の時代に戻る方法も依然としてわからぬまま、衝撃の真実に直面する第二弾。前巻で少し反省したのかと思いきや、少し持ち上げられただけで再び勘違いしたり勝手な行動を取ったり、現実を突きつけられて動揺する大介が相変わらず痛いですが、一方で先の見えない状況や突きつけられた真実に直面したSDSの面々にも苦悩や葛藤があって、それだけに最後のあれは先の展開を考えるとあまりにも重いですね…。2019/03/20
=emy=
7
奮闘する大人達の描写は生々しく結構しっかり描けてると思う。しかし、やっぱり大介はなんだかなー。泉海さんもうーん。唯一良心はガイ…。2019/04/25
なっぱaaua
2
アニメを見て何でそんな展開になっているの?というのを補完することが出来る場面が多々ありましたのでストーリーの理解が進みます。ただ主人公は相変わらずで感情移入が出来ないです。最後の展開はハッピーエンドに進まないことを示唆しているのか、なんとも言えない状況に。3巻読むのはアニメ終了してからで良いかな。2019/03/24
為五郎
2
著者は時代小説でも書いているのか?ってくらい単語が時代がかっていて、キャラクターのセリフが陳腐さを増している。渋谷ごと300年後の未来へ転送されるという壮大な舞台装置カラー紡がれる物語はなんの意外性もない凡庸な展開で彩られ、大仰な言葉遣いとは裏腹に見せ場も無く3巻へと続くようで。もはや意地で読み続けている自分がいる。2019/03/13
北風
1
あいかわらず大介の独断専行そしてワガママに終始イライラしてしまう。まぁそれだけ楽しんでいるってことではあるんですが。ここまで読んで思ったのは、作者は漂流教室からインスピレーションを得てるのかなって思う点が多々あること。そうなると最後は全員の帰還は叶わないことになってしまうが果たしてどうなるのか。続き気になります!2020/04/22