出版社内容情報
実験事故により"再び"巨大化した富士明子隊員。地球に侵襲する脅威と戦う彼女の体が謎の光に包まれた時、そこに現れたのは……
小林 泰三[コバヤシ ヤスミ]
著・文・その他
内容説明
ウルトラマンが去った後の地球で―世界各国は、異星人や怪獣に対抗できる新戦力の開発を進めていた。科学特捜隊の井手光弘はメテオールの実用化に成功する。翻ってインペイシャント博士は、巨人兵士を非人道的な方法で造り出していた。各国の利害が剥き出しになった開発競争のさなか、早田進に関係する実験の事故に巻き込まれた富士明子。彼女は、かつてメフィラス星人に操られていた、あのときの姿へと戻ってしまう!
著者等紹介
小林泰三[コバヤシヤスミ]
1962年京都府生まれ。大阪大学基礎工学部卒。同大学院基礎工学研究科修了。1995年「玩具修理者」で第2回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞して作家デビュー。2011年発表の『天獄と地国』(ハヤカワ文庫JA)で、第43回星雲賞を受賞。『ウルトラマンF』で第48回星雲賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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神太郎
26
ΑΩ読んだときから「この人の描くウルトラマンを読んでみたい!」と思っていた。本自体は見つけてたのだが、ようやく読めた。少々読みづらさもあったが、内容はウルトラマン後日談。そして、ウルトラマンネクサスに出てくるダークザギなんかも登場!別宇宙(別次元)からの侵略者というので、ここいら出すとは!何より富士隊員がウルトラマン化(理由も納得)させ、ウルトラマンFにするなんて!好き嫌いは出るけどこういうアレンジは嫌いじゃない!シン・ウルトラマン見てないけど奇しくも今年ウルトラマン本を読むことになるとはね!→2022/08/12
ぜんこう
23
ウルトラマン世代には嬉しい物語。 ウルトラマンが去った後の地球。科特隊のメンバーはそのまま。本書の語り部的なのが井手隊員。他のウルトラマンシリーズに出た怪獣なども出るけど、懐かしい人や怪獣がいっぱい。そして男性読者には嬉しいのがウルトラマンFとなるのが巨大フジ隊員(^o^) できれば科特隊の制服のままでいてほしかったけど、そうはいかんかったみたい(^^;)2018/12/21
うめ
19
もちろん単行本でも既読だが、お布施と”追加されたあとがき”目的で購入してしまった。相変わらず面白すぎてつらい。定期的にヤスミンを読まないと心が安定しないわ。2018/10/09
K
14
前に読んだ『αΩ』が面白かったので同じ作者の似た系統の作品を読んでみました。 感想としては、私には合いませんでした。ウルトラマンを知らなかったというのもありますが、何より戦闘シーンが...。ウルトラマンって「デュワッ!」とか「シャッ!」とか言いながら掛け声だけで戦ってるイメージがあったのですが、この作品では敵も味方もべらべら喋りながら戦いますし、イチイチ技名を叫びながら光線を打ちます。その光景が頭の中でシュールに映り、のめり込むことができませんでした。ただ、ウルトラマンが好きな方は楽しめそうな作品です。2019/02/01
らむり
13
ウルトラマンが巨大フジ隊員です。2018/11/28