ハヤカワ文庫JA<br> 花を追え―仕立屋・琥珀と着物の迷宮

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ハヤカワ文庫JA
花を追え―仕立屋・琥珀と着物の迷宮

  • 春坂 咲月【著】
  • 価格 ¥902(本体¥820)
  • 早川書房(2016/11発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150312527
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

仕立屋・琥珀と女子高生・八重が挑む着物と和の謎の数々。やがて浮かぶ過去の真実とは?

春坂 咲月[ハルサカ サツキ]

内容説明

仙台の夏の夕暮れ。篠笛教室に通う着物が苦手な女子高生・八重はふとしたことから着流し姿の美青年・宝紀琥珀と出会った。そして仕立屋という職業柄か着物にやたらと詳しい琥珀とともに、着物にまつわる様々な謎に挑むことに。ドロボウになる祝着や、端切れのシュシュの呪い、そして幻の古裂“辻が花”…やがて浮かぶ琥珀の過去と、徐々に近づく二人の距離は果たして―?第6回アガサ・クリスティー賞優秀賞受賞作。

著者等紹介

春坂咲月[ハルサカサツキ]
1968年兵庫県神戸市生まれ。大学非常勤講師の傍ら文学賞に小説を投稿。2016年、『花を追え』で、第6回アガサ・クリスティー賞優秀賞を受賞し、デビュー(出版に際して『花を追え―仕立屋・琥珀と着物の迷宮』に改題)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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ひめありす@灯れ松明の火

68
第6回アガサクリスティー賞。前半は幼い女の子の「嘘つき」騒動や七つの『シュシュ』騒動など比較的コージーミステリーだったのですが、後半大きな謎に繋がります。そこに登場する着物にわくわくしました。一話目のラストなんか目の前で色と紋様が躍るようです。辻が花もいいけれど、普段使いの物も素敵。ただ、惜しむらくはどうにも表現が古めかしい。サの字とか八重が「娘」と自分で表現する所などなかなか文章に慣れず読むのに疲れてしまいました。でも最後八重ちゃんと琥珀さんがあれでよかったです。人魚姫に恋する王子様がいたっていいんです2017/04/09

真理そら

62
篠笛や辻が花、若い男性の仕立て屋、若い義父に思いを寄せる高校生など興味深い要素が多い物語だったがこれがデビュー作ということもあって「あれこれ詰め込みすぎでは」「登場人物が多すぎるわけではないがキャラ立ちに濃淡がなくて混乱しそう」とかモタつきながら読んだ。大きい事件と謎があって『花を追え』というタイトルが生きていく部分は「オリエント急行か?」的な要素もあって楽しく読んだ(第6回アガサ・クリスティ賞優秀賞受賞作)2022/04/06

もも

62
初読み作家さん。舞台は仙台。篠笛教室に通う着物が苦手な八重は、仕立屋の琥珀と出会う。八重は着物にまつまる様々な謎に琥珀と挑むことになるが、やがてそれは彼女自身の過去に絡むものに。着物をメインとした謎推理ということで楽しく読めました。段々きな臭くなる八重の周囲、琥珀の過去、そして『辻が花』の謎。惜しむらくは『辻が花』が上手くイメージできなかったこと。他の着物に関しては色彩豊かなイメージが不思議とできたのに。それにしても八重ちゃん、大変な男に目をつけられちゃったものです。この物語以降の話も読んでみたいですね。2017/03/05

よっち

49
仙台の夏の夕暮れ。篠笛教室に通う着物が苦手な女子高生・八重はふとしたことから着流し姿の仕立屋・宝紀琥珀と出会い、着物にやたらと詳しい琥珀とともに着物にまつわる様々な謎に挑む着物ミステリ。着物を愛する有能な仕立屋・琥珀と女子高生・八重を結んだ5円の縁。モテモテな美青年なのに10歳も違う女子高生相手にその琥珀のプレゼントやアプローチはどうなの?と苦笑いもしましたが、事件を共に解決してゆく中で浮かんでくる琥珀と八重の過去は複雑に絡まっていて、二転三転するドキドキな展開を粋な感じにまとめてくれた素敵な物語でした。2017/01/01

ひさか

48
2016年11月ハヤカワJA文庫刊。2016年の第6回アガサ・クリスティ賞優秀賞受賞。珍しい着物推理という分野の興味深い力作で楽しめました。詰め込み過ぎなのと、無理な展開があり、読み辛いところがあるのが、本賞を逃がした理由なのかも。次作に期待です。2017/02/27

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