ハヤカワ文庫<br> 旧友は春に帰る―ススキノ探偵シリーズ

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ハヤカワ文庫
旧友は春に帰る―ススキノ探偵シリーズ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 569p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150310424
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「…ただ、お願い。助けて」突然送られてきたモンローからのメッセージは、“俺”の眠気を覚ますのに充分なものだった。どうしても事情を話そうとしない彼女を夕張のホテルから助け出し、無事に本州へと逃がしてやった直後から、“俺”の周りを怪しげな輩がうろつき始める。正体不明のトラブルに巻き込まれ、地元やくざに追われるはめになった“俺”は、ひとり調査を開始するが…旧友との再会、そして別れが哀切を誘う感動作。

著者等紹介

東直己[アズマナオミ]
1956年札幌生まれ。北海道大学文学部哲学科中退。北の勧楽街ススキノでその日暮らしの一方、家庭教師、土木作業員、ポスター貼り、カラオケ外勤、タウン誌編集者などあまたの職業を経て、92年『探偵はバーにいる』で作家デビュー。2001年には『残光』で第54回日本推理作家協会賞の“長編および短編集部門”賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おしゃべりメガネ

161
「ススキノ探偵<俺>」シリーズの中でも、個人的に完成度が1、2を争うくらい高いレベルの作品と感じました。どの作品も読みやすく、展開も飽きさせないのですが、中にはその展開の早さが少し落ち着かない感じになったりもして、あやふやな感じがなくもない作品があるのですが、本作はじっくりと文章で、しっかり組み立ててきて登場人物の悲哀も美しいくらい感動的に描かれています。主人公を始め、周囲のみんなが同じように年齢を重ね、その重ねた年齢分、‘生きざま’がイキに見えてカッコよさにつながっています。こんなオッサン、なれないな。2013/06/13

sin

34
この物語を読み始めて、20代後半の〈俺〉が歩み始めた時代から、物語が50代の〈俺〉リアルタイムの今に近い時代に移行したのは、一人の人物が立て続けに事件に遭遇する不自然さを避けるための手法だと思っていた。しかし今この作品を読み終わって、物語のストーリーとは関係のないところで作者は昭和を生きた自分たちを、昭和という時代そのものを描いているのではないのかと思えてならない。そのためのフィードバックがあって、今につながっているのだろう。いつもながら所々に思わず笑ってしまって、それでいて結末は残酷で切ない物語だ。2012/12/10

ざび

23
優しくなければ男じゃない。優しくなければ生きていく資格はない。を書きたかったのでしょう。このシリーズにしては珍しく全てが解決してスッキリ。でも探偵の心の中はいかほどか。2013/12/08

σ(-。-)

20
なんだろ?やっぱり「切ない」かな。探偵、格好いいから、渋い領域に足を踏み入れたね。なんでもいいけど、ミツオちゃんは、もしかして、カッコいい?いやいや。それじゃ、公序良俗に反するよね。って、いいのか。ススキノ探偵は、それでいいのか。(笑)2013/02/03

猫ぴょん

19
連続読みw10冊め。 52歳になった探偵のもとに25年前の友達モンローから連絡が。映画では幸せになっていたモンローだけど小説では設定がまるで違うんだよね。 今回は自業自得というか・・・。 探偵もいつまでたってもイイ意味でも悪い意味でも中身が変わらず。 出番は少ないけどここぞという時の高田くんはやっぱりステキだった~☆彡惚れる~♪ 2018/01/31

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