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ハヤカワ文庫
ザ・ジャグル―汝と共に平和のあらんことを〈5〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150310172
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

「民衆に『“平和”の実在』という大嘘を、百年かかってでも信じ込ませる。それが我々の仕事だ」戦争以外の人生を知らぬジェイド、戦争のために作られたラウラ、我が子の医療費を稼ぐバレン、裏切りに傷つくジョルジュ、復讐に失敗したブリジット、記憶を失ったグリゼルダ、子どもたちの未来を夢見たフィリップ―彼らの信念を試すかのように、ジークルーネは遂にオフィールへ最大の陰謀を仕掛ける。人気シリーズ最終巻。

著者等紹介

榊一郎[サカキイチロウ]
1969年生まれ、大阪大学法学部卒。自称「軽小説屋」。『ドラゴンズ・ウィル』で第九回富士見ファンタジア長編小説大賞を受賞し、デビュー。アニメーション原案・シリーズ構成・脚本の仕事を多数てがけている。また、創作集団イメイジング・フォレストを主宰し原作提供等を行うなど、幅広い創作活動を展開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まつじん

6
・・・ハッピーエンドでした。”思い"そして"続ける"コト、です。汝と共に平和のあらんことを・・・2011/02/05

tomite

2
ラストバトルをうまく一冊にまとめられている。しかし、主人公たちより、印象に残ったのは、コンピューターウイルスを作った女性と、敵のジークルーネの戦争に対する考え方かなぁ。「人間は戦争を止めれない、人類共通の敵がいても、またお互い殺しあう。人類の敵は、人類以外ありえない」。この思考はけっこう、的を得ているようで、恐ろしくもあり感慨深かった。2010/12/12

gayuu_fujina

2
割とあっさり気味に終わったけれど、ジェイドにあの台詞を言わせることが目的の作品だからコレはコレでよし。特殊部隊もののド暗い終わり方をさせなかった編集GJ。…そっちのが好きな人も居るだろうけれど。2010/10/27

matsu0310

2
☆☆☆☆報道コンビが効いてくる筈との読みは外れたが、他はみんなさすが最終巻らしい活躍ぶり!良いシリーズ物だった。十分楽しめた。「上から解散」じゃなくて良かった。次も読むぞ2010/10/31

clambon

2
小説としては論理展開や葛藤描写が薄い気もするが、これがアニメであれば丁度よい濃さになると思う。見せ場もかなりアニメ的だった。ジェイドの「戦後の終わり」の一端を導いたキャロル・シオリ組だが、もう少し核心にくいこませてもよかったのでは?と思う。しかし組織の脅威として消される危うさを考えるとあれが限界の立ち位置だったのかも。あとグリセルダが無双役を担って表紙絵を飾るとは・・・ちょっと意外。2010/10/27

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