内容説明
人面魔獣事件で重傷を負ったジョウには長期の治療が必要だった。その入院生活もようやく終わろうとした頃、病床のジョウは不可解な襲撃を受ける。それは暗黒邪神教事件以来消息を絶っていたクリスからの死の挑戦状だった。エスパーの国、神聖アスタロート王国をうちたてた美しき魔王は、銀河系の新たな支配者となることを宣言し、全人類の滅亡を予言してきたのだ!わずかな手懸りからジョウたちは捜査を開始するのだが。
著者等紹介
高千穂遙[タカチホハルカ]
1951年愛知県名古屋市生まれ。法政大学社会学部卒。在学中にアニメーション企画・制作会社「スタジオぬえ」を設立。1977年『クラッシャージョウ』シリーズ『連帯惑星ピザンの危機』で作家デビュー。1980年より、ユリとケイの二人組を主人公とする、『ダーティペア』シリーズをスタート。SFファンの圧倒的支持を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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なつみかん
12
世に言う超能力を持つ存在との・・・共存できるのか、争うことになるのだろうか?それが現実となったらどうなるだろうね?そんなことを考えた。2023/08/09
halloween.knight
6
エスパーにはやっぱりエスパーかぁ?(≧∇≦)2016/10/21
さこちゃん
3
人類が宇宙へ進出し、生活環境の変化とともに進化の過程で生まれてきた、強力な力を持つエスパーたちとの戦い。弱い者が淘汰されていくのは自然の摂理だが、常に強者が生き残るとは限らない。人並外れた身体能力と精神力を持つクラッシャーも新人類の一種なのかもしれない。2016/12/19
まつじん
2
懐かしき1980年代の薫り高いスペースオペラ、クラッシャージョウの7巻です。朝日ソノラマが潰れてしまったのでハヤカワより新装新たに出版です。 表紙と扉の挿絵が変わったのはよく覚えているのですが、内容のほうはどう改訂されたのか・・・わからん。 なんにせよ華々しくジョウが活躍し、そのせいで非常にたくさんの人々が死んじゃいます(助かった数はもっと多いのですがね) まさにクラッシャー=壊し屋ですな。 2009/08/07
Tommy
1
最初に読んだ少年時代に比べてずいぶん自分が擦れてしまったのか、(最終的に勝つことがわかっている)ジョウの窮地にあまり心が動かなくなってしまった。この巻も冒険小説として非常によく書けているし決着のつけ方も見事だったが、続刊を早く読みたいという気持ちが湧いてこなかった。ちょっと時間を空けてから8冊目に取り掛かろう。2024/09/22