出版社内容情報
チャーリーは10歳の夏休み、はじめて会う祖父母の家にあずけられた。町の探検に出かけたチャーリーは、図書館で耳の聞こえないおばあさん、アギーに出会う。
アギーが手話でのこした謎のメッセージを追って、「キャッスルろう学校」のフロッグをたずねると……
指文字がわかるけれど、いつもひとりぼっちのチャーリーと、耳が聞こえず手話を使う「ろう者」で探偵になりたいフロッグ。ふたりは探偵コンビを組んで、アギー失踪(!?)事件の捜査にのりだした。指文字や筆談、そして手話で会話しながら、キャッスル・オン・ザ・ハドソンの町をかけまわる。
さあ、胸おどる冒険の始まりだ!
ろう者(耳が聞こえない人)にとって、手話は大切な言語。
手話が飛びかうアメリカの小さな町で、聞こえるチャーリーと聞こえないフロッグが、事件の謎を解き明かす。
図書館からはじまる、手話と友情の冒険ミステリー!
内容説明
「手話だ!この人、手話で話してるんだ。いまのはきっと、ありがとう、だ」チャーリーは十歳の夏休み、はじめて会う祖父母の家にあずけられた。町の探検に出かけたチャーリーは、図書館で耳の聞こえないおばあさん、アギーに出会う。アギーが手話でのこした謎のメッセージを追って、「キャッスルろう学校」のフロッグをたずねると…。チャーリー&ろう者のフロッグ胸おどる冒険ミステリー!
著者等紹介
ケイン,カレン[ケイン,カレン] [Kane,Karen]
米ニューヨーク州ピッツフォード出身、ワシントンD.C.在住。ロチェスター工科大学内国立ろう工科大学の手話通訳養成課程卒業、バーモント芸術大学で児童文学・ヤングアダルト文学創作の美術学修士号取得。文章を書いていないときは、米ギャローデット大学(世界初のろう・難聴者のための大学)で手話通訳をしているか、地元の図書館で山積みの本に埋もれている。『チャーリーとフロッグ 手話の町の図書館となぞのメッセージ』がデビュー作
根本美由紀[ネモトミユキ]
東京都生まれ、岩手県育ち。横浜国立大学教育人間科学部卒。会社勤務を経て、現在フリーランスとして英日翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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