内容説明
銀河系全域に広がる独立国家の連合体である銀河連合。その目的は、一国家にかたよらず全人類の繁栄と安全を守ることにあり、銀河標準暦で四年に一度、銀河連合首脳会議が持たれることになっている。それに出席する連合主席の護衛が、連合宇宙軍を差し置いてジョウに依頼された。しかし入念なコースの下見を終えた彼を待ち受けていたのは、全く身に覚えのない犯罪の嫌疑だった。執拗な追手をかわしながらジョウの反撃がはじまる。
著者等紹介
高千穂遙[タカチホハルカ]
1951年愛知県名古屋市生まれ。法政大学社会学部卒。在学中にアニメーション企画・制作会社「スタジオぬえ」を設立。1977年“クラッシャージョウ”シリーズ『連帯惑星ピザンの危機』で作家デビュー。1980年より、ユリとケイの二人組を主人公とする“ダーティペア”シリーズをスタート。SFファンの圧倒的支持を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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halloween.knight
7
さすがスペースファンタジー(≧∇≦) 挿し絵がなんか昭和色出てていい感じ。2016/10/12
さこちゃん
5
クラッシャーなんて仕事してると、宇宙中で誰も信用できないでしょうね。大金稼いでるはずやけど、使う時間あるのかな。趣味もなさそうやし。もしジョウとアルフィンが結婚したら、それでも一緒に仕事するのかな。どこかの星に居を構えるのかな。宇宙一のエリート集団クラッシャーにはそんな悩みは無用ですね。クラッシャーとしてのプライドが彼らの生きる意味。2016/11/28
へいがぁ
5
父親の掌から脱け出せなかったジョウの巻。2015/11/15
Zhao
3
ジョウの父ちゃん、クラッシャーダンが渋い。 ほぼ絶望的なシチュエーションの中で諦めず縦横無尽に活躍するジョウたちに喝采。2013/06/02
yos
3
スピーディな展開とノリの良さが楽しいスペースオペラ。今回も危機に陥るほど冷静さを増すタロスの、神がかり的な操船技術が光る。表紙をめくると、見開きで安彦氏のイラストが入っているのもうれしい。今本棚を見てみると、『銀河帝国への野望』が3冊あった。間違えたのではない。昭和53年、2002年のソノラマ文庫と今回のハヤカワ文庫。表紙が全部違うのだよ。文章もリニューアルしているし。つまり、これはコレクション。 高千穂氏も、1冊出した本を3冊も買わせるとは(買ったのは私だが)、たいした商売上手である。2009/03/27
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