ハヤカワ文庫<br> スペース・オペラの読み方

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ハヤカワ文庫
スペース・オペラの読み方

  • 野田 昌宏【著】
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • 早川書房(2008/08発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 446p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784150309329
  • NDC分類 902.3
  • Cコード C0195

内容説明

稀代の“スペオペ大王”にして伝道師が、SF作家志望者のためにSF黄金時代の必読書を紹介するブックガイド。また、海外書籍の入手に奮闘した、日本SF黎明期の想像を絶する爆笑話や落涙必至の感動エピソードも多数収録した。「作品そのものより、野田氏のストーリー紹介のほうが面白い」とまで噂された、野田節全開の痛快エッセイ。

目次

第1部 巨匠たちから学んだもの―一九五〇年代には改めて郷愁を感じてしまう。(ロバート・A.ハインライン;アイザック・アシモフ;アーサー・C.クラーク ほか)
第2部 スペース・オペラ的快楽のすすめ(ある美人姉妹とひと組の“アメージング”の最後について;『失われた地平線』の“シャングリラ感覚”と“神保町戦争”について;“讃美歌『タンタン狸のキ×タ×』”とある老コレクターの死について ほか)
第3部 SF“各種の新器”の機能別考察(頭の悪さが身にしみる…タイム・パラドックスのいろいろ…;時間を吸う物質があるというのだ…アシモフの“チオチモリン”など…そして「死せる過去」;パラレル・スペースとの交易について クリフォード・D・シマック「ほこりまみれのゼブラ」 豊田有恒と“地下鉄・丸の内線メビウス事件” ほか)

著者等紹介

野田昌宏[ノダマサヒロ]
1933年生まれ。学習院大学政治経済学部卒。学生時代からアメリカのパルプ雑誌の蒐集家・研究家として名をはせる。卒業後、フジテレビに入社。制作した『ちびっ子のどじまん』が一世を風靡する。また、ロングラン番組『ひらけ!ポンキッキ』を手掛ける。一方、翻訳では『スターウルフ』シリーズや『キャプテン・フューチャー』シリーズなどスペース・オペラの楽しさを紹介。小説『レモン月夜の宇宙船』、『銀河乞食軍団』シリーズ、エッセイ『SF英雄群像』『SFを極めろ!この50冊』の著作がある。2008年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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MICK KICHI

64
野田宇宙軍大元帥のスペオペ愛に溢れたSF小説解説本。肝心なスペースオペラは最終章で語られるのみ。まずは、ハインライン、アシモフ、クラークから代表作を体験させる手法でSFマインドを大いに擽りつつ、さあ、この続きをスペースオペラにして見よう!と読者を煽るのだが、巨匠たちの名作を分析するだけで、お腹一杯になって、溜息をつく、あぁ、こんなにも偉大で想像力の圧倒的な迫力には手も足も出ないなぁと。元帥の出来るものならやってみろ作戦に見事にハマってしまい、SFマインドの鍛え直しを始める衝動にかられてしまう恐るべし書物。2019/12/04

緋莢

17
『スペース・オペラの書き方』の姉妹篇だそうです。第二部第二章の<『失われた地平線』の“シャングリラ感覚”と“神保町戦争”について>、1950年代の神保町を舞台にした、SFをめぐる<コレクション大戦>の様は紀田順一郎の古本を題材にした作品を思い出すような、“コレクター”という 人々の凄みが感じられる面白さがありましたが、その他の部分は海外SF作家の作品を紹介が主です(続く2020/04/04

白義

17
これは名作SFのブックガイドにとどまるものではなく、日本SFの最も熱かった時代の貴重な歴史的資料であり、オタクの業これ以上ないと言うほど詰め込まれた濃密オタク本であり、そして一人のレジェンドの愛と情熱を集成したメモリアルである。スペースオペラの書き方の続編だがタイトルに反してほとんどスペースオペラは出てこない。主に出てくるのはハインラインアシモフクラークをはじめとする英米SF黄金期の巨匠たちであり、宇宙軍大元帥はそれらの名作をなんと「この名作をスペースオペラの参考にするなら」という視点で極私的に語っていく2017/12/10

亮人

11
野田大元帥によるスペオペ読み方書き方講座という名の、好きな本紹介。大元帥の独特の熱のこもった解説が楽しい。旧題の「愛しのワンダーランド」がまさにピッタリといった感じ。NASAハインライン追悼会での矢野徹氏の講演は泣ける。謎の美人姉妹は、大元帥なぜ手を出さないか?!でも結婚してたら、日本のSF史も変わっていただろうなー。野田コレクションの自慢話も微笑ましいし。2018/03/15

ホームズ

3
紹介されている作品とかは今読んでいるものとは少し違う感じだったけど楽しめました(笑)やはりマニアな人が自分の好きなものについて語っているのは面白い(笑)『キャプテン・フーチャー』が読んでみたくなった(笑)2010/05/01

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