ハヤカワ文庫<br> ハイドゥナン〈4〉

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ハヤカワ文庫
ハイドゥナン〈4〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 371p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150309268
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

“ISEIC理論”を実践して琉球を救うには柚と岳志の協力が不可欠と、科学者たちは結論した。彼らの案内で、新型の大深度深海掘削船“いざなみ”の観測・研究施設を訪れた柚と岳志は、琉球の地殻変動の末期的状況を知る。南西諸島が次々と地震と噴火に飲み込まれ、与那国島にまで沈没の危機が迫る中、科学の成果と神への祈りを統合した大計画が、大地の怒りを鎮めるべく動き出す…生命圏のすべてを描破する全4巻、完結。

著者等紹介

藤崎慎吾[フジサキシンゴ]
1962年東京都生まれ。米メリーランド大学海洋・河口部環境科学専攻修士課程修了。科学雑誌の編集者・記者、映像ソフトプロデューサーなどを経て、1999年に長篇『クリスタルサイレンス』(ハヤカワ文庫JA)で作家デビュー。同書は「ベストSF1999」国内篇第1位を獲得。以後、新時代の本格SFを担う書き手として期待を集めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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翔亀

21
完結編。南西諸島の沈没を回避するために、<巫女と科学者>たちによる、深海では潜水艇同士の死闘、海底掘削船や与那国島では台風と津波と噴火の中での、時間切れすれすれの格闘が繰り広げられる怒涛のクライマックス。政府や中国との関係など政治的観点が一面的な欠陥を差し引いても、地球科学・生物学(生命起源)・民俗学(南島/神)・脳科学などを総動員して、地球と生命と神の<大ぼら>グランドセオリーをこれだけの迫力をもって展開してくれれば文句は言うまい。小松左京を思い出させる骨太な充実の「地球/生命科学・民俗学SF」だ■902014/05/04

あぶらや

10
最終的には人類滅亡になりかねない南西諸島のマグマの活動を押さえるべく、沖縄の神に指令を与えられたムヌチの柚。柚と空間をこえて意志疎通が出来る岳志が柚の祈りを聖地に届けるため6000mの深海に行く。それをサポートするのは政府機関の自称マッドサイエンティストの面々。自然界の超常能力と科学力の協力。しかし実は異父姉弟であった柚と岳志の切なくも力強いラブストーリーのエンディングが大きな余韻を残した。2018/10/27

けいちゃっぷ

5
タイトルは日本最西端の与那国島の南にあると言われている楽園・南与那国島のことらしい。面白く読めましたが、じゃあ1500ページ弱には何が書かれていたのかと問われたらムニャムニャ。共感覚で読者を引きずりこみ、琉球モノには欠かせないムヌチや「神」。そして南西諸島の危機に木星の衛星エウロパ。何がどう繫がるのかとワクワクしながら読み進めました。が、ラストはファンタジーになっちまってオヨヨ。共感覚もムヌチのさまざまなパワーも「神」も読書の妨げにはならなかったけど、このラストはいただけない。371ページ2011/12/09

せんにん

2
「琉球を救う」地震と噴火に飲み込まれる南西諸島。科学と神への祈りを統合した計画。鍵になるのは…岳志と柚。繋がる二人は、深海深くへと向かうが…。最終巻。マントルの奥深くに潜む微生物。祈り。最後の希望。二人の旅路は…そういうことか。この事案の根幹が…何よりも小さい物たちだった、というのはまぁロマンたっぷり。本当に地球外生命体がいるとしたら彼等なんだろうなぁと感じいってしまった。2020/06/30

maruta

1
後書きを読んで、舞台が近未来だったことを思い出す。尖閣諸島の中国との衝突とか、地下資源をめぐる近隣国との争いとか、現実的すぎて恐い。技術的な部分で専門的過ぎて理解できないので余計現代SFと思って読んでた。 そして、木星衛星、政府の対応、沈没した島、主人公達の最後等読み足りない部分を無理やり終わらせた感はある。技術の描写がボリュームを増やしているので好き嫌いは分かれそう。2013/01/23

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