内容説明
菊野脩、亀丸拓哉、河邑浩童の、小学五年生三人は、自分たちが住む地域を流れる川を、夏休みの自由研究の課題に選んだ。そこにはそれまでの三人にとって思いもよらなかった数々の驚くべき発見が隠されていたのである。ここに、少年たちの川をめぐる冒険が始まった。夏休みの少年たちの行動をとおして、川という身近な自然のすばらしさ、そして人間とのかかわりの大切さを生き生きと描いた感動の傑作長篇。
著者等紹介
川端裕人[カワバタヒロト]
1964年兵庫県明石市生まれ。千葉県千葉市育ち。東京大学教養学部(専攻は科学史、科学哲学)卒。日本テレビ入社後、科学技術庁、気象庁の担当記者を経て、1997年退社、フリーランスに。1998年『夏のロケット』でデビュー。以後、先端情報を駆使してさまざまなテーマに取り組んだ小説を発表するほか、自然と人間のかかわりを題材にしたノンフィクションも多数執筆している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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