内容説明
グインは、古代機械によって、ノスフェラスに転送されていた。ともに転送されたはずのアモンの姿はそこになかった。砂漠をさまようグインは、危ういところをグラチウスに助けられ、さらにロカンドラスの神秘的な導きを受け、熱砂の深奥にある瘴気の谷に眠る星船にたどりついた。ここにおのれの過去を知る手がかりがあるものと、星船に乗りこむグインだが、そこへふいに語りかけてきたのは、まぎれもなくアモンの声だった。
著者等紹介
栗本薫[クリモトカオル]
別名に中島梓。東京生まれ。早稲田大学文学部卒。77年中島梓名義の「文学の輪郭」で群像新人賞評論部門を受賞。78年『ぼくらの時代』で江戸川乱歩賞受賞。以後、作家・栗本薫、評論家・中島梓を使い分けて多彩な文筆活動を展開する。小説作品は、ミステリ、SF、時代小説、耽美小説と多岐にわたる
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