ハヤカワ文庫
フランケンシュタインの方程式―梶尾真治短篇傑作選 ドタバタ篇

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  • サイズ 文庫判/ページ数 279p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150307370
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

名作SF短篇として知られる「冷たい方程式」を大胆にパロディ化した「フランケンシュタインの方程式」をはじめ、吸血鬼伝説に異常なまでのひねりを加えた「干し若」、選挙運動にまつわるヘンな都市伝説を目の当たりにする「泣き婆伝説」、味覚をコミュニケーションの手段とする異星人との接触にまつわる騒動を描いた「地球はプレイン・ヨーグルト」と、とんでもない異変を豪快に笑い飛ばす大混乱大爆笑のドタバタSF6篇収録。

著者等紹介

梶尾真治[カジオシンジ]
1947年熊本県生まれ。1971年、SFマガジンに「美亜へ贈る真珠」が掲載され、作家デビュー。以来一貫して書き続けている良質な短篇作品群から短篇の名手としての誉れが高い。またその才は、長篇にも発揮され、1991年『サラマンダー殲滅』で第12回日本SF大賞受賞、1996年には『OKAGE』、2000年には『黄泉がえり』で話題をさらう
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

丘野詩果

11
ドタバタ系の短編集。1978年から1992年のSFマガジン収録作なので25~23年も前の作品。6編とも面白かったけど、一番身近に感じて興味深く読んだのが「泣き婆伝説」。熊本の参議院議員選挙に立候補する新人を、後援会会長として活躍する男の話。無名でお金もない新人を国政選挙に出すという難事業。最初のうちは人も集まらず選挙の運動のやり方もわからなかったのが、除々に支援者が集まり活気づいていく。ムダな事務員たるトドもどきのおばちゃん達が、運動が始まると素晴らしいウグイス嬢となり、(続きあり)2015/09/24

た〜

10
まさしく「ドタバタ編」な短篇集。しかもかなりのブラック。見事なまでにエグさに徹した作品集。2013/06/18

ふりや

5
タイトルにある通り、SFをメインに「ドタバタもの」を集めた短編集。どの話もわりと悲惨でブラックな結末だったりするのですが、そのオチがとても秀逸で、オチに至るまでの過程でも笑わせてくれたりゾッとさせてくれたりします。お気に入りは名作『冷たい方程式』をそのままパロディしてコミカルに仕立て上げた表題作の『フランケンシュタインの方程式』味覚のみでコミュニケーションを取る異星人との交流を描いた『地球はプレイン・ヨーグルト』あたりでしょうか。全体的に軽い調子でとても読みやすく、どの作品もハズレなく楽しめました。2019/12/03

zero

4
ドタバタSfも面白いね。「宇宙船<仰天号>の冒険」はラストの絶望感が好き。2015/10/13

うれしの

4
ドタバタ編なので状況がエスカレートしていく過程を楽しむのであって後味とか期待してはいけないのであった。とはいえ熊本舞台の「泣き婆伝説」が妙なリアリティがあって心に残る。好きだな。熊本出身でも在住でもないけど作家が自分の故郷を舞台に描く作品てなんか好きなのよなあ。2015/05/03

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