内容説明
精神感応者と普通人が共存する月開発記念市。テレパスの少女ルシアは信じていた恋人に裏切られ、命を落とそうとしていた。男は、他者の脳内感応細胞を奪いながら逃亡を続ける犯罪者だった。やがて彼女は脳死を迎えるが、体内に残存した憎悪の念は、周囲に災厄をもたらしはじめる。いっぽう遙か地球では、その強烈な念により危地を救われた男がいた―無限心理警察刑事OZは月へ向かう、ルシアの魂を救済するために…。
著者等紹介
神林長平[カンバヤシチョウヘイ]
1953年新潟県生まれ。1979年、第5回ハヤカワ・SFコンテスト佳作入選作「狐と踊れ」で作家デビュー。第1長篇『あなたの魂に安らぎあれ』以来、独自の世界観をもとに「言葉」「機械」などのテーマを重層的に絡みあわせた作品を多数発表、SFファンの圧倒的な支持を受けている。『敵は海賊・海賊版』、『グッドラック戦闘妖精・雪風』などの長短篇で、星雲賞を数多く受賞(以上、早川書房刊)。1995年、『言壷』で第16回日本SF大賞を受賞した
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