内容説明
スリランカのジャングルで遺跡を捜す日本人「おれ」は、報酬につられて危険な仕事を引き受けた。革命組織の男女をつれて政府軍の包囲を突破し、密林の奥にあるゲリラ基地へと潜入するのだ。しかも男のほうは、なんと日本人だった。ワニがひそむ河をカヌーで進み、野象が咆哮する大地を駆ける―そして襲いくる、謎の追跡者の銃弾。血の民族抗争に燃えるインド洋の島を舞台に、冒険小説の新たな旗手が放つ大迫力の長篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぼぶたろう
8
舩戸与一作品を彷彿させるスリランカが舞台のハードボイルド系小説。スリランカ🇱🇰旅行に合わせて読んだのですがめちゃくちゃ面白かったです！2024/08/04
なぎ
0
民族抗争は今も世界の何処かで 続いている 日本人にはよくわからないが宗教を巡っての対立 政治の対立で戦争が起こっている無力 何も出来ない現実2014/03/01
