ハヤカワ文庫<br> 遙かなり神々の座

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ハヤカワ文庫
遙かなり神々の座

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  • サイズ 文庫判/ページ数 454p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150305055
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

マナスル登頂を目指す登山隊の隊長になってくれ、さもなくば―得体の知れない男から脅迫され、登山家の滝沢はやむなく仕事を請け負った。が、出発した登山隊はどこか不自然だった。実は彼らは偽装したチベット・ゲリラの部隊だったのだ。しかも部隊の全員が銃で武装している。彼らの真の目的は何なのか。厳寒のヒマラヤを舞台に展開する陰謀、裏切り、そして壮絶な逃避行―迫真の筆致で描く、山岳冒険小説の傑作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

レアル

85
エベレストに挑む男の想いが描かれる山岳小説。しかし純粋な山岳小説と違い、こちらの作品は、エベレストの下界で繰り広げられている人間の欲望をまるで、清らかな山と対象化させるかのように書かれている。山岳小説を数冊読むと、その場所に行った事もないのにその地域の地理に詳しくなる。地図に加え、こちらは山岳用語の解説もついていて、読みやすかったし物語も雄大でかつ展開も面白かった。2013/06/17

goro@80.7

48
中国、インドに囲まれた小国ネパール。人々を引き付けてやまない国境に位置するヒマラヤ山脈。ネパールに暮らした著者ならではの描写でありました。小国が生きてゆくためには駆け引きが必要なのだろうけど死んでゆくのは弱いものばかり。ネパールへ行ってヒマラヤ観たい!2017/02/11

翔亀

46
谷甲州はSFの人という固定観念をもっていたが、純登山小説「単独行者」のもつ自然描写力と、"単独行"という生き方(人生へのスタンス)の衝撃力に惹かれ、山岳冒険小説として評価の高い本書を読んでみると、まるで遭難死した「単独行者」加藤文太郎が生き返りヒマラヤで活躍しているかのようで、痛快だ。谷さんはネパールで仕事したりヒマラヤ7000m級に登頂しているだけあり、舞台となるネパールとチベット国境付近の山岳の地理や風景や民族の描写が精緻であり、厳寒の岩壁登山の様子は細部までリアルである。ストーリーは中国・チベット↓2015/07/22

アルプスの空♪

11
かなり斜め読みしてしまったm(__)m2011/07/27

Tetchy

6
「山男には惚れるなよ」という唄があるが、それを地で行く主人公滝沢育夫。定職に就かず、故郷の帰省に費やす交通費を惜しんでまで登山にのめり込む男。この滝沢という男が物語で一介のクライマーから殺しを厭わない兵士へと変貌を遂げていく。そして、この滝沢を巡る2人の女性、君子と摩耶。この2人を物語に導入したことに作者の技量を感じる。しかし終盤二転三転とひっくり返る真相はちょっとくどさを感じた。最後にでっかい物を1つ、用意してくれれば満足だったのだが。2009/12/10

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