内容説明
接待マージャンのメンバー集めに四苦八苦している営業マンの、伝票合計がどうしても合わないOLの、パソコンから会議資料を取り出すことができない中間管理職の助けを呼ぶ声にこたえてやってくる、ドブネズミ色のスーツを着たさえない男。彼こそスーパーサラリーマン。高いビルもひとっ飛びで救いの手をさしのべるサラリーマンの味方を描く表題作ほか、短篇の名手がサラリーマンSFに挑戦する力作短篇11篇を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
秋田の読書会「あなたと推し本」(二代目)
1
読書会にて紹介された本。1992年短編集。あれから数十年経過すると細かなところに時代を感じたりもします。2022/05/15
けん
1
4話目〜9話目については、面白かった。1〜3話目と10・11話目は面白くなかった。2016/10/28
1977年から
1
1992年
タケミチ
1
SF短篇集ってことになってるけど、変化球気味のミステリや所謂奇妙な味の短篇のほうが多かった。どことなく眉村卓の作風に似ている気がするのはサラリーマンをテーマにしているから?2011/03/30