内容説明
恋人のエズラによって、べつの時空に監禁されたリビー。時間を操る魔法使いだったエズラはアトラスと因縁があり、アトラスのある企みにおいて重要な役割を果たすリビーを隠そうと画策したのだ。閉じ込められていた場所から脱出したリビーは、もとの時代に帰還すべく奮闘する。いっぽう5人の候補者たちは、それぞれ自らの力と向き合うことに…。科学と魔法が融合する魅惑のファンタジー第二部、完結篇。
著者等紹介
ブレイク,オリヴィー[ブレイク,オリヴィー] [Blake,Olivie]
1988年、カリフォルニア州生まれ。ロースクール在学中に執筆を開始。2020年にセルフ・パブリッシングで刊行されたシリーズ開幕篇の『アトラス6』(ハヤカワ文庫FT)が、TikTokで紹介動画が多数アップされて大ブレイク。2022年にトー・ブックスより刊行され、ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー入りを果たすなど、大ヒット作品となった。現在はロサンゼルスにて、夫と子供とともに暮らしている
佐田千織[サダチオリ]
関西大学文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたなべよしお
15
うーむ。僕には、やはり、とても意味がとりづらい。何を言っているのか全然、分からない所も多い。比喩もしっくりこないので、なおさらだ。ストーリー展開のダイナミズムも第1部に比べて、失われたと感じる。正直言って、この物語がどこへ向かっているのかも全くわからない。分からないけど、興味津々というケースもあるが、今作はそうでもない。第3部は、余程、暇じゃないと読まないかも。2025/06/24
本の蟲
15
リビーの不在で〈協会〉へ入会できた5人の魔法使い。〈協会〉や管理人への不信を抱えながら、自分の魔法と世界へのアプローチを研究していく。一方リビーは跳ばされた遠い過去、1989年で現代に戻る方法を探り…。対立組織〈フォーラム〉の理念。気候変動その他多くの問題を解決できる魔法テクノと、政治・技術と富の独占で変わらない現実。理論物理学で語られるワームホール生成や核融合を個人で発現できる、魔法使いの強大な力の意義とは? 面白いが良いとこで終っているので3部作最終章はよ2025/06/13
-
- 電子書籍
- 【フルカラー】「結婚」売ります!1 M…
-
- 和書
- 私たちの愛