出版社内容情報
秘術校を休学せざるを得なくなったクォート
は、スレぺ伯爵の勧めを受け、強大な力を持
つセヴェレンの大公のもとへと向かうが……
パトリック・ロスファス[ロスファス パトリック]
著・文・その他
山形 浩生[ヤマガタ ヒロオ]
翻訳
渡辺 佐智江[ワタナベ サチエ]
翻訳
守岡 桜[モリオカ サクラ]
翻訳
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゃお
19
大学を休校する事を余儀なくされるクォート。しかしそれはクォートにとって大きなチャンスに繋がります。大学から舞台は宮廷へと移り、大公の信任を得んとするクォートと大公のやり取りや、その大公に対して行われている陰謀などスリリングな展開が待っています。というわけで続きがとにかく気になります!2018/07/19
tom
12
ようやく物語が動き始めた。前二巻の学生生活のつまらぬバトルに少々食傷していたから、ここに至って、楽しめるかもという期待が出てきました。さてさて、どのような進行が待っているのか、ちょっとだけ期待して次巻に進みます。2018/10/20
イツキ
9
大学から舞台が変わり大きな権力を持つ大公の元に行くことになったクォート、早速繰り広げられる政治的な争いに巻き込まれて窮地に立たされているのはさすがというかなんというか。状況的がかなり悪いですが果たしてここから大公の信用を得ていくことができるのか、クォートのめまぐるしい物語から目が離せません。2018/09/30
ネロ
7
大学から舞台が変わり、大きく話が動きました。ちょっと学園生活のいざこざに飽きてきたので、話の流れ的に丁度いい感じでした。クォート、パトロンを求めてヴィンタスへ。破天荒な少年のことだから、何かやらかすんじゃないかとハラハラしましたが、そこは生活(命)がかかってますからなんとか抑えてくれました。でもかなりドキドキな状態でのラスト。次巻、無事伯爵の信頼を得られるのか!2018/10/25
_bookuma
5
2018年82冊目。この巻も面白い!特に、後半からの疾走感がものすごい。まさかの休学。そしてまさかの旅立ち。舞台は宮廷へ。道中で荷物をすべて(リュート以外)奪われ、ボロボロになってしまったり、置いてもらえることになった家では変な陰謀が渦巻いていたりでもう休む暇ない。目的のためにガツガツ前に突き進むクォートが微笑ましくもあり、心配でもあり、まぁ、時に呆れもするけど..。今回は特に心配。大公への進言、正しいんだろうけど怪しいやつにしか見えない。うーどうか頑張ってくれ。2018/07/29
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