ハヤカワ文庫FT<br> 風の名前〈2〉―キングキラー・クロニクル〈1〉

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風の名前〈2〉―キングキラー・クロニクル〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150205898
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

タルビアンでの悲惨な3年間ののち、語り部の老人スカルピに出会ったクォートは、秘術師となるために大学をめざし旅立ったが……

パトリック・ロスファス[ロスファス パトリック]

山形 浩生[ヤマガタ ヒロオ]

渡辺 佐智江[ワタナベ サチエ]

守岡 桜[モリオカ サクラ]

内容説明

両親をはじめとする旅一座全員をチャンドリアンに惨殺されながらも、ただひとり生き残り、港町タルビアンへと流れ着いたクォート。だが、そこでの生活は悲惨をきわめた。父の遺品のリュートは無残にも壊され、絶えまない暴力に身をさらされながら、ごみ箱をあさって食べ物を探す毎日。そんなある日、酒場で語り部の老人スカルピに出会ったことがきっかけで、秘術士ベンの言葉を思い出し、大学に行くことを決意するが…。

著者等紹介

ロスファス,パトリック[ロスファス,パトリック] [Rothfuss,Patrick]
1973年アメリカ・ウィスコンシン州の生まれ。ウィスコンシン大学在学時から地元紙向けコラムの執筆や、ラジオのコメディ番組の脚本を手がける。「風の名前」シリーズの原形が「未来の作家」コンテストで優勝し、“キングキラー・クロニクル”3部作として出版されるきっかけとなった。第1部『風の名前』はクィル賞、アレックス賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

瀧ながれ

26
宿屋の亭主の語りは続く。ストリートチルドレンとなり、ただ生きるために、わずかな食べ物とわずかな硬貨のためだけに日々を過ごしていた彼は、あるとき不意に、師の言葉を思い出した。…過酷だが、あらたに始まった大学生活の様子をみると、あの路上で学んだことは多いようだ。ただでさえ覚えたことは忘れない能力をもつので、あらゆる体験と知恵知識が、ひとつ残らず彼を構成していく。でもどうやらこの大学を、追い出されるんだよね? 大学を目指す旅の途中、同行者が持っていた楽器にふれて、音を音楽にしていく場面が、切なくて印象に残った。2017/04/26

しゃお

22
家族を失ったクォートは路上生活を余儀なくされるのだけれど、その苛酷な生活もクォートが成長していくうえで大きな経験となっているよう。ついに大学へとたどり着き、学生生活を始める様子から物語は加速し、それに比例するように面白さも増していき、いつの間にかページをめくるのももどかしく感じ始めます!2017/06/01

ネロ

17
読み進めるごとに面白くなるダークファンタジーシリーズ第二弾。両親を惨殺され絶望の中で辿り着いた街タルビアン。暴力と貧困に打ちひしがれる中でも彼に差し伸べられる手があってほっとしました。悪意と欺瞞の満ちた日々の中、かすかに灯される善意の温もりがクォートを何度も救います。そうしてしなやかに強かに立ち上がり旅立つ彼を送り出すトラピスとスカルピの言葉が胸を打ちました。宿屋の主人や靴屋さんも彼の背を押します。光が差し込みさっと道が開けていくこのあたりからが本当にワクワクします。大学入学でもっと加速していく面白さ。2017/07/09

ぐっちー

16
大河ファンタジー第2弾。伝説の英雄の回想と語りは続く。両親を残酷に奪われた幼いクォートは町の最下層で生きる術を身につける他なかった。そして夢に見た大学へ行くために行動を起こす。その旅立ちに刮目。見捨てられた子供らの面倒を見ているトラピスとの別れがそれだ。支度を終えすっかり見違えたことでトラピスに気づいてもらえないかと心配するクォートだったが、「トラピスは着ているものは見ていなかった。その下の子供だけを見ていたのだ」 辛いことばかりだったクォートがトラピスのような人間性に触れたのは大きな救いだった。2017/06/15

tom

11
既読本ではあるけれど、何一つ覚えていない。だから、新作ファンタジーを読んでいる気分。主人公は、乞食生活から脱出して、大学を受験。特待生として入学を認められる。そして、飛び級をして、上級魔法クラスに編入。まあ、ここまでは物語の入り口。ここから先が、面白くなるはず都期待して、3巻に続く。2017/08/21

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