ハヤカワ文庫
太陽の召喚者―魔法師グリーシャの騎士団〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 382p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150205676
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

世界を救う力を秘めた少女アリーナと、彼女を守ろうと誓う少年マルの波乱万丈の冒険譚

内容説明

隣国との戦いが続くラヴカ国には通常の軍隊である第一軍に加えて、“闇の主”を指揮官とする第二軍があった。炎の召喚者、風の召喚者など、特殊な力を持つグリーシャたちの軍団。だが彼ら召喚者の怖るべき力をもってしても、“真海”との間に横たわり、魔物が潜む“偽海”を消し去ることはできなかった。太陽の召喚者が現われるまでは…戦争孤児の少女アリーナと幼なじみの少年マルの驚くべき冒険を描く傑作ファンタジイ。

著者等紹介

バーデュゴ,リー[バーデュゴ,リー] [Bardugo,Leigh]
エルサレムで生まれ、ロサンゼルスで育った。イェール大学卒業後、広告業界、新聞業界で働き、最近はメーキャップ・アーティストとしても活動する。2012年、『太陽の召喚者』でデビュー。発表されるやたちまち評判を呼んで、ニューヨーク・タイムズのベストセラーリストに載り、またアマゾン・ドット・コム・ベスト・ティーン・ブックスにも選ばれた

田辺千幸[タナベチユキ]
ロンドン大学社会心理学科卒、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆう

27
面白かった!これぞファンタジー。戦争孤児の少女アリーナと幼なじみマルの冒険。アリーナの覚醒で一度は離ればなれになるものの…。表紙の可愛らしい子はアリーナと似ても似つかないと思ってたけど、そういうことか。ダークリング〈闇の主〉の言ってることが正しいのか私もアリーナみたいに悩んだけど、その名のとおりダークサイドな美形さんかなぁ。「二人で世界を変えるんだ」とかときめいたのに~魅力的なのに~でも悪役かぁ!もどかしい(笑)続きが気になる!本屋さんでこの1冊しか置いてなかったんだよなぁ。残りの2冊を早く探さなくちゃ。2018/05/20

あゆみ

19
★★★★★ 先がどうなるのかとドキドキしながら夢中になって1~3巻一気に読了。孤児の少女アリーナの〈太陽の召喚者〉としての光を呼ぶ力が発覚後、彼女に襲いかかる苦難と残酷な仕打ちの数々、物語の世界に引き込まれる!登場人物と聞き慣れない固有名詞がとても多いが読んでいても苦にはならない。アリーナと幼なじみマルとの関係もお互いをとても大切に想い合っているのが伝わってくる。2016/04/21

ふかborn

16
地図製作者として軍に所属するアリーナが幼なじみのマルの命を救った事から物語は動く。偽海と呼ばれる怪物が潜む闇の断裂が国を分断していて政治、経済共に混迷し戦争が続いているという世界観や、冴えない主人公がハンサムな権力者に目をかけられて立身出世していく様はありきたりな感じがするのだけれど、このアリーナは常に自分を過信しないのが好ましい。教師のバグラの小屋で、今まで押さえつけていた能力に真摯に謝る場面が良かった。アリーナと二人きりの時だけ、冷酷で無慈悲な〈闇の主〉の表情が多彩なので、彼は絶対救われると信じてる!2015/10/01

きらら@SR道東民

15
細かい事は放っておいて、文句なしに面白い愛と冒険のファンタジーです。(魔法のような)特殊な力を持つ人々をグリーシャと呼び、その力が戦争孤児の少女マリーナにも存在する事がわかり、それで闇に落ちた世界を救おうとするが、闇の帝王に阻まれ、騙され、逃亡へと追い込まれる。どんでん返しな展開に胸をキュンキュンさせてしまった・・・・三部作という事なので次が楽しみです。2014/10/29

ドル箱

13
さて初著者感想。テーマは懺悔、根底は罪とわたしは読みました。後書きで「ロシア」をイメージしたファンタジーと書かれており、随所にロシアのガジェットが引用されております。かの文豪「アレクサンドル・プーシキン」や「エヴゲーニイ・ザミャーチン」「アレクセイ・ニコラエヴィッチ・トルストイ」等の影響を受けている部分も多い。やや軽いファンタジーですが(そこはハヤカワらしくない)三部作の初刊なので第二部でどう「動く」のか注目。映画化のお話もありそうですが、指輪ほどのものではない。しかし、陰と陽の使い分けはそこそこ上手い。2014/10/18

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