内容説明
女見者シャイーク亡きあと“つむじ風”渦巻くララクの聖砂漠で、フィドラーら一行はアザスハウスを探す。魔道を抜けたフェリシンとヘボリックもまた、かつて都だったその地へ辿りついていた。一方マラザン軍は、拳将コルテーンの指揮のもとウィカン人や妖術師らの働きで反乱軍を退けていたが、五万の難民を連れた行軍は絶望的なものだった。すべてを目撃する帝国公認の歴史家ダイカーは“斃れし者の書”を記してゆくが…。
著者等紹介
エリクスン,スティーヴン[エリクスン,スティーヴン][Erikson,Steven]
1959年カナダのトロント生まれ、ブリティッシュ・コロンビア在住。考古学・人類学の学位をもつ。“アイオワ・ライターズ・ワークショップ”で創作を学んだのち1991年にデビュー
中原尚哉[ナカハラナオヤ]
1964年生、1987年東京都立大学人文学部英米文学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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