内容説明
19世紀末、英国。ロンドンの劇場で観客の喝采を浴びる俳優ローレンスのもとに、兄失踪の知らせが届く。思わぬ帰郷を果たした彼を待っていたのは、冷淡な父と兄の亡骸、そして兄の美しき婚約者だった。さらに村では複数の惨殺死体が発見され、人狼の存在が噂されていた。真実を求めるローレンスは、兄の遺品から流浪民の野営地にたどりつくが―映画史に燦然と輝く名作『狼男』の伝説が、新たな恐怖をたずさえ今、蘇る。
著者等紹介
堺三保[サカイミツヤス]
1963年生、関西大学大学院工学研究科卒、英米文学翻訳家、作家、脚本家、批評家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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