内容説明
腕利きの泥棒アルサラス。彼の成功の源は女神に祝福されたがごとき強運であった。だが、突然彼に不運が続きはじめる。度重なる失敗から辛くも逃げのびたアルサラスは、酒場で怪しい男の頼みを受けた。遠く北の“世界の果ての家”まで赴き、一冊の本を盗みだせというのだ―それはアルサラスの人生を、そして世界の命運を賭けた旅の始まりであった!「ベルガリアード物語」の巨匠による最後の未訳ファンタジイ長篇、開幕。
著者等紹介
宇佐川晶子[ウサガワアキコ]
立教大学英米文学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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nas
6
やっぱアルサラスとエミー好きなんだよなぁ。たまらん2020/12/31
一五
6
時間かかった~。正統ファンダジーで楽しくはある。あとは来年だな。2020/12/13
アイゼナハ@灯れ松明の火
4
後段、旅の仲間を集め出してからはいつものエディングス節で安心して読めます。やっぱりエディングスはユーモア溢れる会話を通じ仲間が絆を深めていくところがいい!個人的には、神キャラじゃないのに、他人の心が(神の心も!)読めてしまう美女レイサに注目。さて、仲間も揃って、今後どう動いていくのか続きが楽しみです。2010/03/18
しゃお
4
エディングス節満載で楽しい。主人公が軽口や嘘が得意な世界一の泥棒という設定が今後さらに活きてくる事を期待。2010/02/15
栗淳
3
★★★☆☆エディングスといえばキャラクター同士の掛け合いの楽しさですよね。最初は一人旅なので( ´_ゝ`)フ-ンな感じですが仲間が揃いだしたら会話が楽しい!でも正直メインキャラ達以外のキャラがイマイチ把握しきれていません!