ハヤカワ文庫
峡谷の昆虫人―ドラル国戦史〈4〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 334p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784150204723
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

峡谷をめざし攻めこんでくる怖るべき昆虫人の大軍に対して、猛将ナラサンひきいるトログ帝国軍は、堡塁を築き必死に防戦していた。だがその時、敵船団襲撃のため出陣していたマーグ国の海賊トール船長から驚くべき知らせが届く。峡谷に莫大な黄金があると思いこまされたアマー教会軍兵士なんと五十万人が、この地に押し寄せてくるというのだ!かたや昆虫人、かたや黄金に狂った教会軍…トログ帝国軍は絶体絶命の危機に―。

著者等紹介

宇佐川晶子[ウサガワアキコ]
立教大学英米文学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山川欣伸(やまかわよしのぶ)

16
今回はトログ帝国軍が恐ろしい昆虫人の大軍に立ち向かう峡谷が舞台。彼らは必死に防戦しながらも、同時にアマー教会軍の五十万人という大軍が黄金を求めて押し寄せてくるという、まさに絶体絶命の状況に置かれている。 戦略を練り、仲間たちと共に立ち向かう姿は、思わず手に汗握る展開の連続だった。また、副官層の活躍も興味深い。彼らがメインキャラクターとして物語を引っ張る様子は、意外性がありつつも非常に魅力的だった。副官たちの視点から語られる展開は、物語の理解を助けるだけでなく、同時に興味を引き続ける要素ともなっている。2024/12/23

0
盛り上がってきました2017/01/31

FaianchCha

0
やっと面白くなってきました。2012/10/19

kuma-kichi

0
いよいよ佳境?2009/12/06

uryutalk

0
まさかの副官層大活躍の巻。おまけに多方面から同じ時系列を語るという手法で、これはこれで分かりやすくて、助かるというか面白い。神々はほぼ役立たずで、夢見人たちも出番は少なめ。なんだけど、いたよねーって感じの皆さんがメインをはることで、世界が拡大というか、変な話だけど現実味を帯びてくるようで、ほんとすごいわ。新たな謎も出てきたことだし、次もすぐ読むわ。2020/01/10

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