ハヤカワ文庫
復活の予言―リフトウォー・サーガ第1部〈5〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 315p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784150204587
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

クロンドル公アルサを狙った毒矢は、婚礼の席でアニタ姫を死の淵に追いつめた。事件の黒幕は魔道士マーマンダマス。死者をも蘇らせる力をもつ男である。“シルバーソーン”の呼び名のほかには謎に包まれた解毒剤を求め旅に出たアルサと仲間たちは、世界中の知恵を集めたアイシャプ寺院に至る。だが、そこにもおぞましい妖術の襲撃が…一方、魔法使いパグは暗殺者の背後により強大な力を感知し、異世界ケレワンを再訪する。

著者等紹介

岩原明子[イワハラアキコ]
東京大学英文科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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アイゼナハ@灯れ松明の火

17
シルバーソーン探索の旅を続けるアルサ殿下御一行をつけ狙う闇の手先。一方パグは黒幕の正体を見極めるため、再びケレワンに渉り世界に危機が迫っていることを知る・・・黒い建物のトラップを見抜いたジミーに拍手。君がいなかったらどうなってたんだろうね。出番は少ないけどトマスも元気そうで良かった。しかしこの出来事も、よりスケールの大きな戦いの前兆に過ぎないのではないかと思わせるような幕の引き方が凄い。続きが気になるではないですか!2010/09/04

3
アルサ達とは歩んできた道が違いすぎるが故に見える元盗賊・ジミーの視野の広さと楽観を何度頼もしく感じた事か…。このパーティーにジミーが居て良かったなあ!一方バグは、2つの世界に迫る闇と暗雲を知り、単身ツラニの凍原へ向かう…。読み進める程に世界が幾層にも深まり、古代と未来の謎が絡んでゆく。話の筋立ては申し分なく面白い。のですが、プラスαが欲しいと時々思う。2010/11/23

しまっち。

1
ジミー少年の大活躍は爽快だ。アルサの敵はミドケミア、ケレワンを跨いだ大きな敵であり、パグはケレワンを再訪、自身の魔法を精練させ救い手を探しにゆく。アニタは救われたけど、マーマンダマスの本当の脅威はこれからだ。ジミー少年の活躍も続くのだ。2016/12/01

Fumiya

0
旅の道中に仲間が増えていくところ、王道ファンタジーの面白さだな! アニタ姫が助かって良かった、こういう作品で悲劇を読むのは辛いから。 終盤は一気に話が流れ、突然幕が引かれた感じで少し驚いたけど、なるほど終章が次の巻の前日譚であり、"大悪魔"の件が新章の主軸となるのか。2018/03/05

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