内容説明
ヴラド・タルトシュ、暗殺さる!?帝都アドリランカにおける縄張り争いの渦中、敵が雇った二人組の暗殺者に襲われたタルトシュは、防戦むなしく切り殺された。幸い駆けつけたアリーラの妖術によってかろうじて蘇生したが、そのショックは大きい。自分を殺した敵の居所をつきとめるため必死の探索を行なうが、その過程で、この事件の背後に隠された、ドラゲイラ帝国の帝位継承をめぐるイェンディの驚くべき策謀が明らかに。
著者等紹介
ブルースト,スティーヴン[ブルースト,スティーヴン][Brust,Steven K.Z.]
1955年生まれ、ハンガリー系移民の血筋を引いている。ミネソタ州でプログラマーとして生計をたてていたが20代半ばで失業。妻のすすめもあって、失業後の数カ月で書き上げた『勇猛なるジャレグ』で1983年にデビュー。この異世界ハードボイルドは、たちまち多くの熱狂的なファンを生んでシリーズ化されている
金子司[カネコツカサ]
1969年生、1992年明治大学商学部商学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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