内容説明
スキーヴに助けを求め、ヒツジそっくりの男が現れた。貪欲で知られる女天冴鬼の一団“十人組”に財政顧問を依頼したばかりに、国を乗っ取られそうになっているという。スキーヴと仲間が現地に赴くと、国民は買物もままならず、精神操作を受けながら工場で怪しげな製品を生産していた。さらに“十人組”はその製品を輸出し、ほかの次元も征服しようともくろんでいるらしい!かつてなく手強い相手に挑むスキーヴたちは。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みどりのいうら。
0
一気読みではないけれど、読むたびにずーっと笑い続けられるという面白さ。そうだよね、話し合いさえしていれば防げた物語。最後のスキーヴの秘密とオゥズの、恐らくとるであろう対応を思うとわくわくがとまらない。言い過ぎかな2017/08/28
青緑
0
分厚い分、冗長になっている。どう終わらせるか最初から予測できてしまってつまらなかった。前巻のオチが弱かった理由は判明した。2017/07/30
宇宙猫
0
★★★★★
こらぴし
0
マジカルランドシリーズ第14作である 魔法の研究にいそしむスキーブは、またまた難事件に巻き込まれてしまう それというのも「偉大なるスキーブ」という名のなせるわざか 今回の敵はオウズと同じ種族のパーヴァート(パーヴェクト?)、それも女性!、しかも10人! ひょえーっ しかし、彼にはバニーやタンダがついているそれと、今回初登場のゾルイクティ (彼はコボルという種族で、コンピュータの申し子のような感じに描かれている) 結局、誤解と誤解がぶつかっておなじみのドタバタ劇に入っていく そして最後はいつものように・・・2006/02/10
やんも
0
共著になってボリュームアップ! スキーヴとパーヴェクト゛十人組゛の、知恵と魔法でしのぎを削る戦いぶりがスリリング。新キャラも、なかなか魅力的。先に出された短編集『今日も元気に、魔法三昧!』から話しが続いているので、シリーズを読み続けている方はお楽しみに!2012/01/10