内容説明
おれの名前はスラクサス。魔法の国トゥライの探偵だ。でぶで大食い、大酒飲み、借金だらけで女房には逃げられた。そんなおれのもとにある日、舞いこんだ依頼は、単純な王室スキャンダルのもみ消しに見えた。だが、次々と襲ってくる謎の集団、あちこちで発見される死体。どうやら、国じゅうを騒がす魔法の赤布紛失事件に巻きこまれたらしい。けんかと推理力なら自信のあるおれは、相棒の超美人剣士マクリと立ちあがった。世界幻想文学大賞受賞。
著者等紹介
スコット,マーティン[スコット,マーティン][Scott,Martin]
スコットランドのグラスゴー生まれ。高校卒業後、ロンドンでさまざまな職業を経験し、1987年、マーティン・ミラー名義で作家デビュー。主にアンダーグラウンド系の小説を書く。1999年、マーティン・スコット名義で初めてのファンタジイである『魔術探偵スラクサス』を発表し、その年の世界幻想文学大賞を受賞。一躍ファンタジイ作家としても有名になった。現在までに、スラクサス・シリーズを5作発表している。ロンドン在住
内田冒之[ウチダマサユキ]
1961年生。神奈川大学卒、英米文学翻訳家
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
miroku
20
冴えない中年でほとんど魔法が使えない魔法探偵と暴力美女のコンビが、バタバタ走り回るあいだに事件が解決するという、コメディタッチでちょっとハードボイルドなファンタジー。2018/11/23
アプネア
16
でぶで飲んだくれ、ダメダメ中年探偵。そんな彼のもとに舞い込む難事件の数々は、国を巻き込む魔法の赤布消失事件に繋がるのだが・・・。探偵小説とファンタジーが融合したら、こんなにも面白くなるのか〜。とにかく、スラクサスのキャラが良い(相棒の美人剣士も)。魔法使いとは言っても、てんでダメで、頭を使って事件を解決しようとするスタイルが、めちゃ好み。世界幻想大賞も受賞して、シリーズものになっているのに本作しか、翻訳されていないのは残念・・・。2023/02/18
のがわ
4
タイトルは「魔術探偵」とあるが主人公は魔法はほとんど使えない王宮勤めをドロップアウトした腹の出たオッサンである。ついでに言うと居酒屋の2階に住み家賃を滞納しがちな酒好きの40代のオッサンである。念のため言うと隠し球で伝説の魔法を使えるとかは一切ない。なのに複数の依頼元からの複雑に絡んだ事件は解決するし、相棒のハーフエルフ美人はめっぽう腕が立つし会話の掛け合いも軽妙痛快。本国ではシリーズ化されているがどこかで翻訳を出してくれないか、思わぬ掘り出しもの。世界幻想文学大賞受賞2015/02/06
ジョニー
2
1999年作、ほぼラノベの魔法ファンタジーの世界で魔法が若干使える主人公が飲み屋のビキニの剣士と何でも屋として依頼を受けて犯人探しをする。エルフやドラゴンも出てくる。主人公が2枚目ではなく太った中年でハーレム要素はない。幻想文学大賞を取っているが設定の妙味だけかな。主人公がクールで魔法の天才だったならもっと人気が出たでしょう。2026/02/17
すけきよ
2
こういうファンタジーが好みなんだよ。マクリLOVE! ついでにハナマ萌え。2002/02/19




