内容説明
退屈で単調な毎日にうんざりし、「どうすれば人生をやりなおせるか?」―その答を得るために、ラクーナはグレイ・マーフィの城へ赴いた。だが「答の書」の解答はとても複雑で、魔法使いハンフリーしか読み解けないという。ようやく地獄の待合室でハンフリーを見つけたものの、答の見返りに要求されたのは、なんと彼の驚くべき半生を壁に書き記すことだった…ハンフリー一家失踪から10年、ついにその謎が解明される。
著者等紹介
山田順子[ヤマダジュンコ]
立教大学社会学部卒、英米文学翻訳家
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感想・レビュー
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kazu_tea
3
魔法使いハンフリーとその家族の失踪の謎や、彼の半生を知ると同時に、これまでの物語をおさらいする事のできる内容になっているので、このシリーズに久しぶりに戻って来た私には丁度良かったです。2011/01/25
kan143
1
映像作品だと総集編はそれまでの素材の使い回しで作れるけど、小説の場合はそうも行かないのでこれは作者から読者への「ここまでのザンスのまとめ」なのかな。なんか、後付け設定っぽいところもあるけど、まあいいや2018/07/07
kuma-kichi
1
ついにハンフリー復活! だが、この巻そのものはどうなんだろう? 幕間な感じかな?2014/11/20
Gen5
0
ザンス14巻。魔法使いハンフリーの半生記でしたっけね(かなり忘れてる)。
なつみ
0
情報の魔法使いハンフリーの半生記 歳をとった上体を知っている読者には、若い頃のハンフリーがなんとも初々しくかわいい