内容説明
退職届を残して姿を消したもと師匠のオゥズを探しに、単身異次元のパーヴにやってきたスキーヴ。今回の秘密兵器は市場で買った壜入りの霊鬼だ。ところが、いざ蓋を開けてみると、ろくな魔力もないという。どうりで安かったはずだ!途方にくれながらも、必死で探しはじめるが、無銭飲食の疑いはかけられるわ、不良どもにはからまれるわ、なんどとなく警察のご厄介になるありさまで、はたしてオゥズは見つけだせるのか。
感想・レビュー
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みどりのいうら。
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性格悪い次元だからこそスキーブも自分の欠点を露出したわけだし、その時に評判の悪いパーブに的確な助言者が彼を諭す。オゥズに対しての言葉は僕の心にも刺さった2017/06/06
宇宙猫
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★★★★★
やんも
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十年ぶりにシリーズ読破再続行。シリーズ8作目は、本筋からちょっと寄り道エピソード。短期間で偉大な魔術師、魔法探偵社の社長となった主人公が、元師匠と自分を探す物語。派手じゃないが、じんわり染みる一冊。2012/01/04
ビブリオエイト生 麻生
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自分が成長したことを認めてあげなきゃ という言葉が、今の自分に染みた 自分を客観的に自覚するって難しい2011/05/08