出版社内容情報
【目次】
内容説明
人類からグレースに託されていた重大なミッション。それは観測上アストロファージに感染していない唯一の恒星系へと赴き、その理由を探し出すこと。地球から遙か11.9光年の彼方、続発する問題に対処しながら孤独な戦いを強いられていた彼の運命を予期せぬ出会いが変えていく―『火星の人』『アルテミス』に続く第3長篇にして世界的なベストセラーとなった、科学と勇気の力で希望を紡ぐ究極のSF超大作!
著者等紹介
ウィアー,アンディ[ウィアー,アンディ] [Weir,Andy]
1972年、アメリカ・カリフォルニア州出身。作家。デビュー作『火星の人』は世界的なベストセラーとなり、2015年にはマット・デイモン主演で映画化され、世界中で大ヒットを記録した
小野田和子[オノダカズコ]
青山学院大学文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
COSMOS本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
65
数多の危機を乗り越え、帰還を想定しない一方通行の旅に、帰り道の希望が!グレースとロッキーの絆が生んだ奇跡。ただしウラシマ効果故に帰還時は数十年先・・・う〜ん、素直には喜べないけれど、結果は見届けたいよね。文明の発展の仕方の違いが興味深く、相対性理論や時間感覚、或いは生命倫理の違いがあっても、相互理解を望む気持ちが世界を押し上げていく。とても甘いが、この甘い物語が凄く心地良い。侵略や戦争ばかりの現代だから尚更響くのかもしれないな。最後のグレースの選択も、かなり切ないけれど、万感。2026/03/12
ゆきち
58
とても面白かったです!結末も好きでした。これは絶対に前情報なしで読んだほうがいいです。映画も絶対に観ようと思います!原作を読んでいるおかげでより楽しめる気がします。今回初めてSF小説を読みました。科学的なことは無知なので頭がプスプス言っていましたが、そんなの関係なく面白かったです。未知との遭遇がドキドキで面白いです。タイトルについて、英語のヘイル・メアリーはアヴェマリア。アメリカンフットボールの一発逆転を狙って投げる神頼みのロングパスのこともそう呼ぶ。このプロジェクトはイチかバチか計画という意味とのこと。2026/02/21
saga
41
グレースとロッキー(地球外知的生命体)との交流は、互いを友と呼ぶまでに進展。推論どおりアストロファージを捕食する生命体タウメーバも捕獲することができたが……そのために払った代償は大きかった。船の姿勢制御、予想外のタウメーバの振る舞いが、グレースとロッキーを窮地に追い込む。回想シーンで、グレースがヘイル・メアリー号に搭乗する経緯も酷い。終盤のロッキー救出マヌーバと、その後のグレースの運命は? 最後の「光の速度がわかる人はいるかな?」の台詞が最高!2026/03/09
Shun
35
まもなく映画が公開される作品だが、原作か映画かどちらを先にすべきか。この壮大なSF小説が与えてくれた衝撃は「三体」に匹敵し、読了途中につい映画PVを観てしまったが既に涙腺が決壊してしまった。何を書いてもネタバレになるであろうし、エンタテインメント性は「火星の人」著者の作品同様、難しい科学の話も豊富なユーモアと軽快な語りで難なく読み進められます。人類滅亡という最大級の悲劇を前にしながらユーモアが絶えないが、だからこそ人類は諦めない。機転や起死回生を成すことができるのはこのユーモアと知性のおかげなのだろう。2026/03/05
Takao
34
上巻読了後に一気に読み終えてしまいました。非常に心を動かされる小説でしたが、それでも宇宙船内外の場面など、自分では文字だけでは想像つかないシーンも多かったので、来月(2026年3月)公開の映画版を見て、答え合わせを含めてもう一度ほんの感動を味わいたいと思います。2026/02/21
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