出版社内容情報
新米ハッカーのボビイが没入中に邂逅した謎の少女の正体とは。『ニューロマンサー』を超越する圧倒的スケール、シリーズ第二作
【目次】
内容説明
「なんて簡単なことなんだ、死ぬって。今、それがわかった」―コンピュータ・カウボーイ志望の少年、ボビイ。別名「伯爵ゼロ」は、初の電脳空間への没入中に“黒い氷”で焼き殺されかけるが、謎の少女との邂逅により間一髪危機から離脱した。やがて彼は巨大財閥の覇権闘争とAIの「神々」を巡る騒動に巻き込まれ…『ニューロマンサー』以降の世界と文化の変容を大胆に描き出す三部作第二作。
著者等紹介
ギブスン,ウィリアム[ギブスン,ウィリアム] [Gibson,William]
1948年、アメリカ・サウスカロライナ州出身。1984年刊、初長篇にして〈スプロール〉三部作の第一作『ニューロマンサー』は翌年にはネビュラ賞のほか、フィリップ・K・ディック賞、ヒューゴー賞も受賞し、「サイバーパンク」の代名詞的作品として知られるようになった
黒丸尚[クロマヒサシ]
1951年生、1993年没、1975年東京大学法学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とも
20
新版が出たので再読。スプロール3部作の2作目。傭兵ターナー、美術商マルリイ、新米カウボーイ ボビイと3人の視点、3つの物語が並行に語られる。 ニューロマンサーの直接の続編ではないが、関係する出来事はちらほら出てくる。中でも前作で解放されたAIはロア=ヴードゥーの神として振る舞い人間を操る存在になっている。 今回はターナーの章がよかった、責任感が強く最初から最後までクール、面白く読めた。ほか印象に残ったのは面倒見のいいサリイ、レーズのキップの良さなどなど。 ニューロより相当読みやすい、おすすめ。2025/10/27
hroko
1
『ニューロマンサー』に続いて、買い直しと読み直し。ネットにアクセスする手段とともに移動してるし、常にネットにアクセスしている現状を踏まえると、なんだか、懐かしい近未来と人格というか、独立したAIとの関係にも思いを馳せますねぇ。2025/10/31
ロックとSF、たまに文学
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ようやく紙で読めた2025/11/09
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- 和書
- そんざい 六月号




