出版社内容情報
ギアリーと艦隊は、使節団を護衛してダンサ
ー族の宙域へ旅立つ。だが、謎の種族の奇襲
と艦隊内での陰謀が彼らを待ち構えていた!
内容説明
ギアリーと星系同盟艦隊は、人類の支配宙域の辺縁のミッドウェイ星系にいた。ここでの任務が完了しだい、リーセルツ大使率いる使節団とともにダンサー族の宙域へと出発する。だが、そこへ赴くには人類に敵対的な“謎の種族”の支配宙域を通過する必要がある。果たして、出発したギアリーたちを謎の種族の艦の大群が待ちかまえていた!そのうえ、ギアリーの命を狙う陰謀分子が、艦隊内部にも潜入していると判明するが!?
著者等紹介
キャンベル,ジャック[キャンベル,ジャック] [Campbell,Jack]
1974年、カンザス州の高校を卒業後、アメリカ海軍兵学校に入学。士官として海軍に長らく勤務したのち、退役。2000年、ジョン・G・ヘムリイ名義の『月面の聖戦1 下士官の使命』でデビューするや、矢継ぎ早に6冊の長篇を上梓する。2006年に、ジャック・キャンベル名義で『彷徨える艦隊 旗艦ドーントレス』を発表。そのユニークな主人公、戦闘シーンなどで話題を呼び、戦争SFの傑作と高く評価された
月岡小穂[ツキオカサホ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Masa
6
読了。おれが好きなのはやっぱりこういうやつなんだ! ここまで来ると対峙する相手が巨大になっていくのはまぁ仕方ない。そんなの気にならないくらい面白いからそれでよし!2024/05/25
オイコラ
4
艦隊内の陰謀関係がメインだけど、最終的に異星種族との関わりに大きな進捗を得た感じ。謎の種族やタオンに対して、普通なら取るであろう選択肢を非戦闘員の助言で回避して、害意がないこと、戦闘は望まないことを示して結果的に事態を打開していく展開で戦闘描写はわずか。第3部最終巻でまた新たな種族が登場とのことだがどうなるのか。ところで、ダック少尉なんて何が起きるかお察しの登場だが、デシャーニの「ドーントレス!集合せよ!」がしびれる。2024/05/12
(ま)
1
浦島太郎ブラック=ジャック疲労困憊のミリタリーSF 派遣された国交樹立施設の足を引っ張る奴ばかり...2024/05/16