ハヤカワ文庫SF<br> 平和という名の廃墟〈上〉

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ハヤカワ文庫SF
平和という名の廃墟〈上〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150123833
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

出版社内容情報

銀河帝国テイクスカラアンで起きた陰謀をくぐり抜けた大使マヒート。次いで彼女は帝国に襲来した謎の侵略者と相対する任務を負う

内容説明

銀河を支配する帝国テイクスカラアンに、採鉱ステーションのルスエルから派遣されてきた新任大使マヒート。帝国で勃発した皇位継承権をめぐる陰謀劇に巻き込まれながらも難局を乗り切った彼女は休暇を取りルスエルへ帰還していた。その前に現れたのは帝国で彼女と行動をともにしていた案内役のスリー・シーグラスで!?前作『帝国という名の記憶』に続いてヒューゴー賞を受賞、あわせてローカス賞を受賞した傑作宇宙SF。

著者等紹介

マーティーン,アーカディ[マーティーン,アーカディ] [Martine,Arkady]
1985年、ニューヨーク生まれ。ラトガーズ大学でビザンツ帝国史の博士号を取得後、メリーランド大学で都市計画の修士号を取得。2012年に短篇“Lace Downstairs”でデビュー。短篇の執筆を重ね、2019年に『帝国という名の記憶』(ハヤカワ文庫SF)で長篇デビュー、2020年度のヒューゴー賞長篇部門を受賞した。2021年に刊行されたその続篇である本書で、2022年度のヒューゴー賞長篇部門とローカス賞SF長篇部門を受賞している。現在は、ニューメキシコ州のエネルギー問題に関する政策アドバイザーとして、気候変動の緩和などに取り組んでいる。パートナーである作家のヴィヴィアン・ショーとともにニューメキシコ州サンタフェ在住

内田昌之[ウチダマサユキ]
1961年生、神奈川大学卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

わたなべよしお

19
 前作の続き。少し意味が分かりにくい文章があるが、我慢して読めばなんとかなる。とはいえ、上巻はまだイントロダクションといった感じで、やや複雑な政治状況は描かれるが、ストーリーはあまり展開しない。勿論、下巻に進みたくなる魅力はあるけどね。2022/11/06

もち

19
「わたしたちはそうやって落ちていく――求められることで」◆擾乱を生き延びたマヒートは、故郷で元文化案内人・リードと出会う。未知のエイリアンとの交渉のため、最前線へ向かうと話す彼女。意図が交錯する艦隊内で、絶望的なファーストコンタクトに臨む。■大使とエージェントが帰ってきた。瞬時に現れる艦艇を擁し、唯一聞き取れる音声は人体に有害、という最悪の相手にどうアプローチするのか。語り手がシフトするからこそ描ける、多層の絆と個人の覚悟。正統進化を果たした、絢爛なSFサスペンス。2022/10/26

Mc6ρ助

13
前作「帝国という名の記憶」同様のスロースターター、読み始めは、これを「政治的」というが極東の片隅で生きてきた爺さまには政治を理解することはないのではないか?と戸惑う。政権与党が敵基地攻撃能力などと言い出すのが当然のように我々は海の向こうの政治、外交を理解してこなかったのではないか?この上巻の2/3を過ぎた当たりでなんとなく違和感は薄れてきたが・・。2022/12/24

本の蟲

10
銀河帝国内における宮廷陰謀劇『帝国という名の記憶』の続巻。帝国から野蛮人と呼ばれ、銀河辺境に位置する独立政体ルスエル・ステーション。国家機密『イマゴマシン』で前任者の記憶と人格を同居させたルスエルの新任大使マヒートが、前任者の死の謎、故郷からの妨害工作、帝国内の後継者争いに巻き込まれたのが前作。その決着の一因となった、正体不明の侵略者とのファーストコンタクトが今回のお題。戦争が始まっているが、それを利用して独立を維持しようとするルスエル。真相を知っているがゆえ、故郷で身の危険を感じるマヒート。(続2022/11/20

hexia

8
前作ラストで未知の異種族と戦争状態に突入した帝国。なんとか交渉を図ろうと最前線に特使が派遣される▼帝国本国の政争、軍団同士の牽制、ステーションの陰謀に加え主人公二人の友情も迷走しており何重にも迷宮が重なっている印象を受ける。下巻ですっきりと解決してほしいが、この帝国ならば迷宮入りしてもまた一興と思う▼詩文を重んじ、庭園を愛する帝国文化の描写は相変わらずで、ここだけ読んでも楽しい。また新しい案内役もよいキャラであり、下巻を早く読みたくなってくる2023/03/24

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