ハヤカワ文庫SF<br> スノウ・クラッシュ〈下〉 (新版)

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ハヤカワ文庫SF
スノウ・クラッシュ〈下〉 (新版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 464p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150123550
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

スノウ・クラッシュを使用したアヴァターは制御不能となり、現実世界の実体までもが意識不明に陥る―“特急便屋”の少女Y・Tとともにこの怪事件の調査に乗り出すヒロ。アメリカとメタヴァースを駆けめぐり、ライブラリアンAIの導きで自意識や言語の発生源へと古代シュメール史を遡行する大活劇の果て、明らかになる人類の陥穽とは?Google、PayPal、Metaの創業者たちに霊感を与え続けるヴィジョン。

著者等紹介

スティーヴンスン,ニール[スティーヴンスン,ニール] [Stephenson,Neal]
1959年、アメリカ・メリーランド州フォートミード生まれ。ボストン大学にて地理学と物理学の学士号を取得し卒業。1984年に長篇The Big Uでデビュー。1995年刊行の『ダイヤモンド・エイジ』でヒューゴー賞、ローカス賞を受賞。続く1999年刊行の『クリプトノミコン』(ともにハヤカワ文庫SF刊)でローカス賞を受賞。その後も長大なSF作品を発表し続けている。近年は技術関係のノンフィクション記事も多く手がけ、またAmazon.comの創業者ジェフ・ベゾスが設立した航空宇宙企業ブルーオリジン社のアドバイザーも務めた

日暮雅通[ヒグラシマサミチ]
1954年生、青山学院大学理工学部卒、英米文芸・ノンフィクション翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Willie the Wildcat

67
ラゴスの研究、クリントの”巻物”、そして『メ』などを巻き取り、怒涛のクライマックス。仮想世界と現実世界、2つの世界で〆るのがポイント!途中散見するBIOSクラッシュなどの現代の”余韻”と、特急便屋たちが活躍したり、「親指vs.中指」で心が通じ合うアナログな件に、思わずニヤリ。1992年出版から30年強、『あとがき』からも分かるが、著名先駆者たちの閃きとなったのは間違いない。当時私が読んでいたら?!それにしても、ライブラリアンAI、欲しい!メタファーなどを理解できないのが、これまたミソなんだなぁ。2024/02/24

cupcakes_kumi

34
あー、読み終わっちゃったよ!神話と宗教の伝播を、ウィルスと感染に置き換える本編メインテーマが興味深かった。秀逸なSFは未来を予見する、まさにその典型だった。FacebookがMetaに社名変更し、明確に仮想空間構築に乗り出した現在、プラットフォーム標準化争いは熾烈だ。ただのユーザだろう私は、現実の家賃と仮想世界の家賃二重苦、サブスク二重苦に陥りはしないかと、今から戦々恐々としている。2022/02/12

塩崎ツトム

32
最期の最期、ピザ屋チェーンを経営するマフィアの親分が大活躍して全部持ってった。そして色々と未来を先取りしすぎた作品ではあるが、特に心に残ったのが、権威をどんどんと失った結果、ついにはブルシット・ジョブ製造機と化したアメリカ連邦政府の描写が生々しくてキツイ。意味のない回覧がまわって、それが読まれる速度まで監視されて、80点の印象になるように読む速度を調整するシーンがえげつない。2022/07/18

oser(読書家ではありませんドクシャーです)

30
読むのに苦労した。 SF洋書特有の新語、造語に加え宗教学、用語が難解。 でも、上下巻読了した時の達成感は凄まじく「おぉ読んだー」と声をだしてガッツポーズをしてしまいました。 上巻はストーリーのテンポが気になりましたが、下巻は割とサクサクとストーリーも進み、アクションもスピード感があり、飽きる事なく読了。 全体を通してストーリーも魅力的でハリウッドのアクション映画のような感覚。SFとしてはとても面白い小説ですが メタヴァースが…Facebookが…と敷居を上げて読み始めると肩透かしを食らうかも 2022/06/02

青味泥シンカ

23
本書の白眉は、古代シュメール文明とコンピュータ・テクノロジーを結び付け、「言葉による心のハック」というアイデアに説得力を持たせた点にあるでしょう。特に、統一言語の崩壊が自由意志の発生に繋がったとする「バベル」の肯定的解釈は他に見たことがなく、見事と膝を打ちました……が、しかし、それ以外については殆ど無駄。魅力のないキャラ、退屈な説明にグダグタな展開……サイバーパンク的クールな世界観を気取るも"古臭くてダサいSF"な語り口の本作が、中身に触れられず「メタヴァースの由来」としてだけ語られるのも宜なるかなです。2023/05/07

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