内容説明
NSAで監視プログラムを作成するヘレーネは、脱走兵の恋人をこっそりかくまっていた。彼が当局に見つからないようNSAのデータに手を加えていくことに。一方アナリストのレトケは、少年時代に受けた屈辱を今も恨みに思い、NSAのデータを利用して女性たちに仕返しをしていく。戦争がつづく中で、二人の行為が明るみに出て―全体主義社会に現代の監視技術を巧妙に外挿した、恐るべき歴史改変SF。
著者等紹介
エシュバッハ,アンドレアス[エシュバッハ,アンドレアス] [Eschbach,Andreas]
1959年、ドイツのウルム生まれ。シュトゥットガルト大学で航空宇宙工学を学び、情報処理関連コンサル会社の経営などを経て、作家となる。第一長篇Die Haarteppichkn¨upfer(1995)は、ドイツSF大賞を受賞。その後、Solarstation(1996)と、『イエスのビデオ』(1998、早川書房刊)で連続してドイツの二大SF大賞である同賞およびクルト・ラスヴィッツ賞をともに受賞。クルト・ラスヴィッツ賞長篇部門をこれまでに11回受賞し、ドイツSF大賞も長篇部門と短篇部門を合わせると5回受賞している。現在は妻とフランスのブルターニュに暮らす
赤坂桃子[アカサカモモコ]
上智大学文学部ドイツ文学科・慶應義塾大学文学部卒、翻訳家。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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