ハヤカワ文庫SF<br> NSA〈上〉

個数:
電子版価格
¥1,364
  • 電子版あり

ハヤカワ文庫SF
NSA〈上〉

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年10月25日 03時56分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 528p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150123529
  • NDC分類 943
  • Cコード C0197

出版社内容情報

携帯電話とインターネットが発展したナチスドイツ。第二次大戦が始まり、国家保安局NSAはデータをすべて監視していたが……!

内容説明

第二次大戦中のドイツで携帯電話とインターネットが発展し、高度な監視システムが構築されたら?20世紀初頭にほぼ現代同様のコンピュータが開発されたこの改変歴史世界のドイツで、国家保安局NSAはすべてのデータを監視し、保存していた。この日は視察に訪れた親衛隊の高官のため、アナリストのレトケとプログラム作成係のヘレーネはNSAの有用性を示すデモを行うのだが―クルト・ラスヴィッツ賞受賞の大作SF!

著者等紹介

エシュバッハ,アンドレアス[エシュバッハ,アンドレアス] [Eschbach,Andreas]
1959年、ドイツのウルム生まれ。シュトゥットガルト大学で航空宇宙工学を学び、情報処理関連コンサル会社の経営などを経て、作家となる。第一長篇Die Haarteppichkn¨upfer(1995)は、ドイツSF大賞を受賞。その後、Solarstation(1996)と、『イエスのビデオ』(1998、早川書房刊)で連続してドイツの二大SF大賞である同賞およびクルト・ラスヴィッツ賞をともに受賞。クルト・ラスヴィッツ賞長篇部門をこれまでに11回受賞し、ドイツSF大賞も長篇部門と短篇部門を合わせると5回受賞している。現在は妻とフランスのブルターニュに暮らす

赤坂桃子[アカサカモモコ]
上智大学文学部ドイツ文学科・慶應義塾大学文学部卒、翻訳家。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 3件/全3件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

小太郎

41
なんと大好きなSF歴史改変物で積読本でした。厚さそれも上下巻、それになんだか暗くて難しそう~に怯んで手が出なかったんだけど、ちょっと読んでみるとスラスラ読めてしまいます。これは翻訳素晴らしいですね。第二次世界大戦中にナチスドイツが携帯電話とコンピューター(それもインターネットまで)を開発したらという設定なんだけど本当にあったエピソードなどを巧みに混ぜ込んで伏線が張られています。人物キャラも立ってるし、話のテンポも良いしこれからどうなると~下巻へ。★42023/06/10

星落秋風五丈原

38
イギリスの数学者チャールズ・バベッジは、世界で初めて「プログラム可能」な計算機を考案したと言われる。その計算機とは現代のいわゆるコンピュータだ。1991年、バベッジの本来の設計に基づいて階差機関が組み立てられ、完全に機能した。バベッジのマシンが当時完成していれば動作していたことを証明した。では彼の考えがどこかで実現していたら?本書はそんな改変歴史世界のドイツが舞台の物語だ。2022/02/05

くさてる

32
第二次世界大戦中のドイツで高度なネットシステムが開発され、発展していたとしたら、という歴史改変SF。もちろんすべての市民の行動や情報が国家に監視されていることは予想できるのだけど、もっと恐ろしいことに、この世界のドイツは他の面では現実のドイツと変わりない指導者を仰いでいるということ。その世界でプログラマーとしての才能を開花させるヘレーネと己のアナリストとしての技能を歪んだ性癖を満足させるために使うレトケ、二人の運命を描く物語、とにかくやめられずに読み進めました。感想は下巻にて。おすすめです。2022/05/15

宇宙猫

30
★★★★★ 第二次大戦時にネットがあり独裁国家がビッグデータを利用し国民を監視できたらという話。手さぐりに近い最新技術だから管理が追い付かなくて、技術者がこっそり悪用できてしまう。国家の監視も怖いけど、個人の思いのままはもっと恐ろしい。逆に抵抗勢力がいれば、監視システムも骨抜きになってしまう。現代に共通の問題があからさまに描かれていて面白い。他のことはぼかしているのにSQLだけリアルなのは、分かり易いけど違和感があった。D2022/05/02

tetsubun1000mg

22
超話題作だった「イエスのビデオ」以来久しぶりのエシュバッハの作品。 相変わらず設定が独創的で「NSA」を舞台にして現在の世界をも表している。 現代の「NSA」はもちろんアメリカの国家安全保障局が題材。 ナチスドイツの時代にパソコンが使われて、ドイツだけでなく先進国のネットワーク迄あるという設定。 しかもネットワークだけでなく、人間の心の動きを中心にして綿密に描いている。 終盤ではアメリカン原子爆弾の開発の情報まで入手して、下巻はどうなっていくのか今から大変楽しみ。 日本人では構想できそうにないすごい設定。2022/03/09

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/19034429
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品