内容説明
過去、M‐33において、カルタン人種族とマークスを祖に持つ水素呼吸体マーカル種族は領土戦争をくりかえしていた。かつて銀河系で非常に強い宇宙震が起こったとき、恒星ヌジャラの周囲にパラ露が物質化したことで、これを用いたカルタン人は戦いを優位に進めていく。だが同時に、グレート・ファミリーと呼ばれる名家七つのあいだでパラ露の支配圏をめぐる軋轢が生じ、やがてカルタン人は内戦の危機を迎えるのだが…!?
著者等紹介
渡辺広佐[ワタナベヒロスケ]
1950年生、中央大学大学院修了、訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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