出版社内容情報
地球に送りこまれた"夢の蛾"は、人類の大半をヒュプノ催眠におちいらせた。わずかな免疫保持者たちは、反撃のチャンスを狙う!
内容説明
技術エレメントの“マシン・ホワイト”からやってきた謎の生命体“テクノ衛星”は、地球のあらゆる通信周波を乗っとり、プシ・インパルスを埋めこんだプログラムを流すことで、ほとんどのテラナーをヒュプノ・トランスにおちいらせた。住民がこの状態ではテラはクロノフォシルになることができない。LFTと宇宙ハンザが専門家たちの協力で解決策を探る一方、ローダンは地球に向かってテラナーたちを救うと決意したが!?
著者等紹介
鵜田良江[ウダヨシエ]
九州大学大学院農学研究科修士課程修了、ドイツ語翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スターライト
4
「テラの悪霊」と標題作の二篇収録。あらゆる通信周波に影響を与え、人類をヒュプノ・トランスに陥れた”テクノ衛星”。ただし一部の人間には”免疫力”があり、その一人フレドはエギンとともにその無力化を図ろうとする。一方ローダンも自らもヒュプノに囚われることがないと信じ、テラ救援に赴いたが、それはカッツェンカットの巧妙な罠だった!暗黒エレメントの力も借りて、一時はローダンを掌中に収めたカッツェンカットだったが、オルドバンとヴィールス・インペリウムの前に敗北してしまう。テラの活性化に成功したローダン、次はエデンⅡか。2020/08/27