内容説明
地球ではヴィールス・インペリウムとコンタクトできる“ヴィールス柱”に多くの住民が集まっていた。タウレクやヴィシュナとともに地球に向かったエルンスト・エラートもヴィールス柱のなかに入ったきり、出てこなくなる。それから十日、テラニアのハンザ司令部前の広場に立つヴィールス柱が変化しはじめた。しだいに色が変わり、透明になっていく。そこからエラートがふたたび姿を見せたのち、驚くようなことが起きた!
著者等紹介
渡辺広佐[ワタナベヒロスケ]
1950年生、中央大学大学院修了、中央大学文学部講師。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スターライト
7
標題作と「ジャシェムの帝国」の二篇収録。ヴィールス柱に入っていったエラートが姿を見せ、”それ”の指名でヴィールス船《渡り鳥》に乗って”石の夜間灯”とともにエデンⅡへと向かう。ところが航路を導くプシオン性エネルギーがネガティヴなプシオン・エネルギー”ネガ・プシ”の妨害に遭うとともに、惑星クラップの生物プシカーから救援要請を受ける。プシカーを無事助けたもののエラートは、”石の夜間灯”を失ってしまう。後半はジャシェムと戦うアトランの冒険を描く。旧ミュータントが出て来たり、クリオが再登場したりにぎやかだった。2020/06/09
そうげん(sougen)
3
エルンスト・エラートさんとはいったんお別れになるのかな。定期的に読み進められる本があるっていいなと思います。2020/06/24
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- 和書
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