出版社内容情報
惑星チョルトの冷気生物は、ブルー族の惑星ガタスを攻撃しようとしている。ローダンは冷気生物のリーダーとコンタクトをとるが!?
内容説明
星間通廊に物質化した莫大な質量は、かつて冷気エレメントに襲われマイナス宇宙に落下した惑星チョルトと多数の宇宙船だった。無限アルマダの惑星ガタス到着を阻止して次のクロノフォシルを活性化させないための十戒の作戦だ。サイコフロストの影響で冷気生物となったチョルトの住民たちは、艦隊を組んでガタス攻撃を宣言する。不安をあおられたブルー族は迎撃を計画。ローダンはなんとか双方を説得しようとするのだが!?
著者等紹介
嶋田洋一[シマダヨウイチ]
1956年生、1979年静岡大学人文学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スターライト
6
「炎熱バリア作戦」と標題作の二篇収録。クロノフォシルの活性化を阻止しようとするエレメントの支配者とローダンの戦いは、引き続き銀河イーストサイド、とりわけ惑星ガタスが焦点。冷気生物となったエルトルス人トルムセン・ヴァリー率いる冷気艦隊を非暴力で解決しようとするローダンは、トルムセン・ヴァリーを虚無空間に連れ出すことで解決への光明を見つける。しかしそこへエレメントの支配者の命令を受けたカッツェンカットが介入。ローダンは苦戦を強いられるかと思われたが…。イリング・リースの努力が実を結びそう。次巻へ続く。2020/05/16