出版社内容情報
アトランとサリクたちがスタルセンから転送されて向かった先は、住人がみなグレイ生物になった深淵の別の領域、ムータンだった!
内容説明
アトラン、ジェン・サリク、テングリ・レトス=テラクドシャンの三騎士は、スタルセンの完全なグレイ化を阻止したあと、危機にあるという謎のエネルギー存在、ヴァジェンダに転送機で向かった。ところが、転送された先はヴァジェンダでなく、あたり一面グレイの国だった。かれらはロボット部隊の奇襲を受けたのち、謎の細菌兵器に襲われる。どうやら、この国を支配するグレイの領主が三人を捕まえようとしているらしい!
著者等紹介
増田久美子[マスダクミコ]
国立音楽大学器楽学科卒、ドイツ文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スターライト
5
「グレイの国での冒険」と標題作の二篇収録。アトラン、サリク、テングリ・レトスらは転送機で転送されたのは、グレイの国。全てがグレイに染まった場所では、領主ムータンが支配している。前半ではそこに住む種族アバカーが生活を改善させる方法を尋ねるべくマスター・ドヴァンのいる場所へと進む様子が描かれる。いっぽうアトランたちはそのドヴァンらから敵ではないかとの疑惑を、彼らが課した”試験”に合格しそれを払拭させムータンへの接近を図る。遺伝子実験、新たなミュータントの誕生など、読者への期待を抱かせながら次巻に続く。2020/01/27
mabo510
0
アトラン頑張る 出張すると読書が捗る2020/01/30