出版社内容情報
アトランたちはトリイクル9が存在していた"深淵"の入口に向かう。混沌の勢力がそこに侵入しているかもしれないというのだが!?
内容説明
コスモクラートの基地に連れていかれたアトランとジェン・サリクは、そこで深淵税関吏と名乗るドルル・ドルレンソトに出会った。ドルレンソトによると、深淵とは異宇宙どうしを隔てるn次元性の境界層のことらしい。そこではコスモクラートの補助種族“時空エンジニア”がトリイクル9の代用品をつくろうとしていたのだが、あるときから連絡がとだえたという。その原因を探るため、ふたりは偵察に向かうことになるが…。
著者等紹介
天沼春樹[アマヌマハルキ]
中央大学大学院博士課程修了、中央大学文学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スターライト
7
「深淵の偵察員」と標題作の二篇収録。トリイクル9の代用品を作っていたコスモクラートの補助種族”時空エンジニア”の連絡が途絶えた原因を調べるため、異宇宙を隔てるn次元性の境界層”深淵”に向かったアトランとジェン・サリク。そこには最長老を頂点とした厳格な階級社会があった。侵入者として友愛団やゲリオクラートに追われたアトランらは、階級闘技を申し込まれ”決闘”を挑まれる。表紙のイラストはどこの場面かと思ったが、ここだったか。それにしても鋼の支配者が本当に光の守護者、テングリ・レトスなのか。気になるが以下次巻へ。2019/10/22
mabo510
0
時間かかった理由は、読みかけの本が勝手にお出かけして行方不明! まあ、またまた奇想天外な展開に。 コスモクラートを裏切った変節した時空エンジニア!? はてさて,アトランとサリクは今後どんな活躍を?2019/11/19