出版社内容情報
ブルー艦がゴルゲンゴルの巨大な炎を見つけて、引き寄せられるように調査に向かうが、別宇宙からの冷気の攻撃を受けてしまった!?
内容説明
太古の昔、砂漠惑星フ=ドゥルナデに双頭の種族スコプが住んでいた。ある日、惑星と種族の滅亡を目前にしたかれらは、スコプの特徴をすべてそなえた一細胞核を宇宙に送りだす。いつか居住可能な惑星が見つかったら、その細胞核からあらたなスコプ種族を発展させるつもりだったのだ。やがて時がたち、細胞核から誕生した女スコプのフ=ドゥルナデがアルマダ中枢からのメッセージを受信し、門閥の母と呼ばれるようになる!
著者等紹介
畔上司[アゼガミツカサ]
1951年生、東京大学経済学部卒、英米独文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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スターライト
5
「冷気のエレメント」の標題作の二篇収録。前者では「門閥の母」の素性が語られる。オルドバンと同じかそれ以上に年経たと言われる彼女の生い立ちとは。標題作は、人類にまたもや新たな試練が現れる。異時間異次元からこの宇宙に侵入してきた、「エレメントの十戒」の一つ「冷気のエレメント」。通常宇宙の絶対零度をはるかに下回るマイナス961度の冷気が、ブルー艦を襲う。現場に急行したタウレクとヴィシュヌは、無限アルマダ通過後に使用するつもりだった起動インパルスの発動を決意する。そしてここでクロノフォシルの名前の登場に、吃驚。2019/04/24
mabo510
0
まあ、次から次にわからん話が出てまいります。2019/05/09