出版社内容情報
2036年、スターダスト号で月基地に向かった
ペリー・ローダンは異星人の船に遭遇する。
それは人類にとって宇宙時代の幕開けだった
内容説明
2036年、NASAのペリー・ローダン少佐は、連絡の途絶えた月のアームストロング基地を調査するため、“スターダスト”で月面に向かった。彼らは月で驚くべき光景を目にする。そこには巨大宇宙船が着陸していたのだ。一方地球では、異星人との接触の報に米中露をはじめとする国際社会が激しく動揺する…世界最長SF“宇宙英雄ローダン”を現代の創造力で語りなおす新プロジェクト、遂に日本刊行開始。
著者等紹介
柴田さとみ[シバタサトミ]
ドイツ語・英語翻訳家。東京外国語大学外国語学部欧米第一課程卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koning
33
去年宇宙戦艦ヤマトの今どき新作を見た時の感じに似てるかもしれない。もはや思い切り時代遅れになっちゃった最初期を今時の衣をつけてみたらおいしかったじゃないの!という感じで。ミュータント関係はいろいろとアレなことになっちゃう方向じゃなく、もうちょい別の方向性を持ってくるのかな?ある意味元祖ツンデレさんもあ~こんな感じだったよ~ってことで(笑。とりあえずしばらくは買っちゃうのは決まっちゃった気がする(笑2017/07/22
宇宙猫
31
★★★★ 読みたかったローダン、やっと読めた。昔「これさえ読めば201巻から読めます!」ってのを買ったんだけど、既に30年前に書かれた荒唐無稽な内容に手がでなかった。だから、現代に合わせた新シリーズはとても嬉しい。2017/10/10
瀧ながれ
30
ハロー!Mr.ローダン。わたしが知っているあなたは、宇宙空間をあらゆる形態の宇宙人たちと大活躍している姿なので、その始まりがNASAからシャトルで月までの命がけの旅だったことに、不思議な親近感を抱いてしまいました。たしかにおなじ星の人だったのですね、しかもわりと近い時代に生きている。50年前に描かれたあなたは、とても未来の人だったでしょうけれど、新たに描き直されたら、リアルな存在感を持ちました。NASAの英雄が大宇宙の英雄になってゆく、あなたのこれからの活躍が楽しみです。…旧版の1巻も読みたくなるなあ。2017/07/30
徳浄さん
25
面白かった。本編であるペリーローダンシリーズの第1巻の内容をよく覚えていないのだが、でも別物といえるだろう。ローダンとクレストの出合いやアダムズとマーシャルの出会いなど全く新しいというほかない。解説でも言っていたように時空間異次元の世界かなw。これからの展開が楽しみで仕方ない。2017/07/21
しゃお
17
宇宙英雄〈ペリー・ローダン〉がリブートされたものが刊行されると知って楽しみにしてました。生きてる間には絶対正編を全部読むことはできないので、手をつける事はしなかったまるぺをこういう形で読めるのは嬉しい。もっともこのリブートシリーズも海外での刊行に追いつく事は無いので、この第一期分だけで読むのはやめるかも知れません(汗)。なにはともあれ長大なスペースオペラの導入部として楽しめました。2017/08/13